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発達障害と療育について [殿のおはなし]

ご近所さんから「療育ってなあに?」と聞かれました。「それってなにか特別なお受験塾?」とも。
特別な塾ではありますが「お受験」とは無関係です。全然正反対の方向にあるかも。
「療育」とは「教育」と「治療」を同時におこなうことによって、障害をもつ子供の自立と支援を促す活動をいうのだそうです。ちょっと分かりづらいな。
やってることは幼稚園や保育園と一緒です。でも出来ることがそれぞれ違うので、先生と一対一でやることもあります。
殿は言葉が遅いのですが、もともと他人に興味がないところがあります。ついでに兄弟とは年が離れ過ぎちゃって遊び相手にならない。それが言葉の遅れにつながってしまったらしいです。
らしいですというのは、殿の場合ちゃんと診断がついていないからです。
他のお友達は自閉症やダウン症、知的障害などはっきりしているのですが、殿の場合微妙に判断しづらいところにいるらしく、どういう状態であるかもわかっていません。なんだか分かれば大人も対処の方法が分かるから楽なんですが。先生方も試行錯誤しながら色々な関わり方を模索してくださっています
「殿はね、毎日新しい発見があるからとっても楽しいです」
楽しいはずないんです。
おしめは取れてないし、好き嫌いするし、人の言うこと聞いてないし。親だって思わずげんこつ作っちゃうことがあります。作るだけですけど。
なのにいつもニコニコと相手をしてくださる先生方に感謝の言葉もありません。
もしご自分のお子さんの発達が遅れていると思っているお母様がいらしたら、小児科の先生や保健婦さんにご相談されることをおすすめします。
きっと殿が通っているような公共の療育施設が近くにあるはずです。
「薬にならないこともあるけれど、毒にはならない」
習い事にないくような気持で通ってみてください。
きっといいことありますよ。

追伸:療育施設に通ったからと言って、全員が特別な学校に進むわけではありません。療育期間の途中で問題なしになるお子さんもいらっしゃいますし、その後普通に学校に通われる方もいらっしゃいます。なにはなくとも心配だったらまず相談。自分だけで悩んでちゃダメですよー。


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