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「魔法シェイカー」~お酒は二十歳を過ぎてから [読書]

無敵の取り換え子―魔法シェイカー

無敵の取り換え子―魔法シェイカー

  • 作者: 麻城 ゆう
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1999/08
  • メディア: 文庫
居酒屋の記事が続いたので、今度もお店の紹介・・・というわけにもいかないので、お気に入りの一冊をご紹介させていだきます。
麻城ゆうの「無敵の取り換え子」です。
主人公の神酒(ミキ)は高校生。
「16歳の誕生日に、お父さんのカクテルを飲んだら、僕は最高最強、無敵のバーテンダーになります」
と、いう宣言を7歳の時にしていたと、誕生パーティーで父親から打ち明けられます。
そして高さ1メートルもある巨大シェーカーを渡されたところで、幼なじみのナオと二人、異世界に召喚されてしまうのです。
「江戸塔に住み着いた魔女が悪さをしている。選ばれし勇者よ。今こそ魔女を倒すのだ!」

ホントにこういう話なんですって。
主人公が召喚されたのはバルドゥ界。
その国の主と7歳になるまで取り替えられていたミキちゃんは、どんなカクテルでも作ることができる腕と、必要な材料をいつでも呼び寄せられる魔法を身につけさせられます。
バルドゥ界にはお酒はありません。
カクテルは人の心を変えることができる魔法の薬、魔薬(まやく)と呼ばれますが、作れるのはミキちゃんだけ。
そのバーテンダーの腕で悪い魔女を倒しにいくのです、簡単にいうと。
麻城ゆうファンの中では評価が真っ二つに割れてる作品です。
すごく面白いっていう人と、中途半端と言う人と。
マアカは前者です。
どうもこれ、「魔法シェーカー」というシリーズになるハズだったみたいなんですけれど、一冊だけ出ておしまいでした。
そうでしょうねえ。
だって、高校生がカクテル作るは、父親の新作カクテル飲んじゃうは、現行の法律にひっかかりまくりですもん。
まあ、そういうわけで、いろんな伏線の種明かしがされないままで終わっていますので、一冊で完成された本としては読後感がちと悪いです。
でも、次はどうなるんだろうって、めっちゃくちゃ気になるんですよ。
なんとか続きを出してくれないかな、小学館さん
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ラミーキッズ

こんにちは!(^○^)
本がお好きなんですね〜。私も読書は大好きです。
けど買ってきた本を並べておくのも好きです〜。(爆)
by ラミーキッズ (2007-10-05 17:37) 

マアカ

ラミーキッズ 様>
わざわざお越しいただきありがとうございます。
nice!までいただきまして。
本は大好きです。
読むのも並べておくのも大好きです。
積み上げた本が減っていくのはもっと好きです。
by マアカ (2007-10-06 05:52) 

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