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「天皇の料理番」 [ザッツ・エンターテイメント]


天皇の料理番 (集英社文庫 111-C)

天皇の料理番 (集英社文庫 111-C)

  • 作者: 杉森 久英
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1982/01
  • メディア: 文庫



ずっと見たかったドラマ「天皇の料理番」をスカパーが放映してくれました。
感謝!

大正末期、25歳の若さで宮内省大膳職主厨長になった秋山篤蔵氏の物語です。
今のドラマに比べたら本当に地味ですよね。
細かいところでツッコミいれたくなるところもあります。
でも、出演者の演技が素晴らしいんです。
マチャアキはもちろん、他の俳優さんも。
マアカはこのドラマで初めて明石家さんまをみたので、結婚してひょうきん族を見るまでずっと彼が俳優さんだと思っていました。
あとから芸人さんと知って、ずっと思ってたイメージとの違いにウ~ン。
今1回目からしっかりみて、やっぱり芸人としてではなく、俳優として演技をしていたんだなあと感服しました。

前回は再放送の途中で学校が始まってしまって、最終回まで見ることができませんでした。
今回みそこなった部分で先の陛下のエピソードがありました。

たくさんのお皿の中で、たった一皿、肉を縛っていた糸を取り外し忘れた篤蔵。
よりによってその1枚が昭和天皇の元に。
「すずりをもってこい! 辞表を書く! 私人としてのけじめは・・・うちに帰って切腹じゃあ!」
しかし御前に呼ばれて頭を下げる篤蔵に、天皇陛下が言います。
「糸を外し忘れたようだね、秋山」
黙って頭を下げるマチャアキ。
「他の者の皿もそうなのか?」
「いえ、畏れ多くも陛下のお皿だけが・・・・」
「あ、そう」
にっこり笑う昭和天皇。そして・・・。
「それはよかった」

飲食業でパートしていたとき、お皿にちょっとだけソースがはみ出ていただけで「作り直せ!」「金払わん!」と叫ぶお客様を見てたりしますから、他の人によいお皿が行ってよかった、自分だけでよかったって、その大きな気持ちがもう、かっこよくて素晴らしくてジーンッときました。
これは本当にあったエピソードなんでしょうか。

と、いうわけで、図書館に皇室本を予約中。
しばらくドップリとつかります。
TBSチャンネル様、放映してくださってありがとう!
もう一回再放送をお待ちしております!


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