レモンハートの片隅で~「ウィスキーの起源」 [くいしんぼん]
これは殿のお気に入りの本のうちの一冊です。
もちろん読んだりできません。
表紙の絵が好きなんです。
「おはな」
「ぬれる」
「ねてる」
「ゴックン」
とか話しかけてます。
20冊くらいあるのに、この12巻だけが好きなんですね。
この12巻の中にウィスキーについて一風変わったお話が書かれています。
元ネタはこちら。
酒の本棚・酒の寓話―バッカスとミューズからの贈りもの (1983年) (サントリー博物館文庫〈7〉)
- 作者: 中村 保男
- 出版社/メーカー: サントリー
- 発売日: 1983/07
- メディア: 文庫
何でも屋さんのコリン・ウィルソンの書いたお話です。
スコットランド出身は学者ジョハネス・カミニウスは、ヴェニスである商人と知り合います。
そしてその商人から極東の酒をもらいうけます。
錬金術師となったカミニウスは、故郷に帰ってからその酒を元にエリクサーを作り上げます。
しかし、元となった酒は再び手に入らず、カミニウスはビールを元にエリクサーを作ろうとします。
それが現在のウィスキーの元になったということです。
そして、その極東の酒は、黄金の島ジパングのサケであり、ヴェニスの商人というのはマルコ・ポーロだったそうです。
・・・めちゃくちゃ怪しいお話ですね。
でも、バーのカウンターでうんちくとしてきいてみたいような、そんなミステリアスで楽しい話題かなって思います。
だまされたままでいたいかな。
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