ちょっとホッ・・・ [次期様のお話]
Fランではありますが、とにかく大学生になれます。
今まで殿の世話でずいぶん頼ってしまいました。
思えば幼稚園でも療育施設でも、皆さん口を揃えて
「保育士、幼稚園教諭になるべくして生まれた存在」と言われてきました。
ふと気付くと8人の子供が次期様にしがみついていたりしました。
子供の扱いが上手い以上の手腕は、現役をして「絶対叶わない」と言われてきました。
中学の職場実習では、
「なんで次期様が来ないの! 来てくれると思って待ってたのに!」
と、苦情が殺到したのも前例のないことでした。
とにかく子供の扱いについてはご町内では右に出る人がいないくらいだったらしい・・・と後から聞かされたマアカです。
殿の生活習慣でもかなり気をつかってくれました。
その分勉強とかでは無理をさせていたと思います。
自分のことだけ考えていたら、もっとランクの上の大学にいけていたはずなのに。
そろそろ自分の幸せとか追求してもらいたいと思います。
「殿以上の美形じゃなきゃつきあわない」
なんて言わないで、優しい彼女を作ってね。
今までありがとう。
本当にありがとう。
春からの新しい生活、好きなことを好きなだけ楽しんで下さい。
10年後の今日、充実した人生を送ってくれることを心から思っています。
見果てぬ夢 [次期様のお話]
ONE PIECE 海賊キャラ弁当BOOK (FLOWER&BEE BOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/09/12
- メディア: ムック
こんな感じのヒーロー系キャラ弁を持たせて、後から学校で笑いものになってるんじゃないかって取り返しにいく夢。
それで「こーんな夢をみたんだよー」って次期様に言ったら、
「お母様、まだまだ僕のコトをわかっていないようだね」
って笑われました。
「僕はキャラ弁を持たせられるんじゃくて、キャラ弁を作るほうになりたいんだよ」
よし、こんど殿に作ってもらおう。
「あ、材料はお母様もちね」
スカイツリーのマナー [次期様のお話]
次期様のクラスには、スカイツリーのお膝元から通学してくる生徒さんがいます。
なんでも開業から世界が一変してしまったそうです。
「まず、写しやすいからってひとんちの敷地に平気で入る。
ゴミをそのヘンにポイポイ捨てる。
大声で話しながら広がって歩く。
女子高生の集団よりもじゃまくさい。
なにより今までほとんど人がいなかった駅にワラワラ人がわいてきて、今まで通りに前に進めない」
と、いうわけで次期様が聞いてきたスカイツリー観光の皆様へのお願い。
1・ ゴミはゴミ箱へ。
2・ 車道に出て撮影はしない。
3・ 置き引き注意。
3については、荷物を地面において撮影に夢中になってる人たちがいて、そういう人たちは良いアングルを求めて少しずつ自分の荷物から離れていってるのに気づかないんだそうです。
見ててハラハラするんだとか。
優しいなあ、高校生。
せっかくの新名所です。
気持ちよく観光したいですね。
マアカも・・・2年くらいしたら行こうかな。
今はテレビ中継で十分です。
都内は入学説明会 [次期様のお話]
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 作者: 岩崎 夏海
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/12/04
- メディア: 単行本
こんな充実した高校生活を送ってくれたらいいなあ。
本日は合格した高校の入学説明会でした。
教科書買ったりして午前中が過ぎました。
そして、出ました、春休みの宿題。
百人一首の暗記。
世界の首都の場所の暗記。
プリントが五教科各8枚ずつ。
あ、裏表です。
入学式の次の登校日にはテストがあるそうです。
上の二人と同じくらい真っ青になってます。
この一週間寝っぱなしでしたしね。
そろそろ目を覚ましてもらいましょうか。
寝る子は育つ [次期様のお話]
年明けの健康診断、次期様の身長は183センチでした。
さすがにもう伸びないと思いました。
先週の今日、次期様は無事に義務教育を終えました。
そして、この一週間、掃除もせずに寝てました。
ご飯を食べて寝て、テレビを観て寝て、お風呂入って寝て。
さっき、次期様は鴨居に頭をぶつけました。
柱に立たせて計ったら、
186センチになってました!
そして、お夕飯も食べずにベットに戻っていきました。
高校の入学式にはさらに背が伸びているかもしれません。
卒業式 [次期様のお話]
決定版! みんなでうたう卒業式の歌 ベストセレクション 旅立ちの日に 同声版
- 作者: 音楽之友社
- 出版社/メーカー: 音楽之友社
- 発売日: 2006/12/08
- メディア: 楽譜
「おめでとう」って言ったら、次期様に言われました。
「お母様の仕事は終わったよ。これからは僕の仕事だからね」
どこまで泣かせるんだ、君は!
出来の悪い母には出来すぎた子どもです。
卒業おめでとう。
これからも母に仕事をさせてください。
サイズがない・・・ [次期様のお話]
制服やらいろいろ用具をそろえなければなりません。
が、問題発生。
「上靴・・・体育館履き・・・サイズないんですが」
次期様足のサイズ30.0センチ。
「特注になりますが、入学式にまにあうかどうか・・・」
お願いですから間に合わせてください!
公立高校の倍率発表 [次期様のお話]
昨日公立高校の最終倍率が発表されました。
橋野の”難問図形”問題集 -高校入試の数学・図形問題を厳選! (知りたい!サイエンス)
- 作者: Z会進学教室指導室長
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2011/03/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
まあ、「笛吹けど踊らず」状態で、本人のやる気がなければなーんにもならないんですけどね。
で、定員割れする高校もあるけれど、ほとんどが1.1から2.2倍くらい。
次期様は親の目から見ても性格はいいけれど学力は・・・。
2倍はきついなあ。
「なに言ってるの、お母様。
両隣の受験生倒せばいい話じゃん!」
まーだそげなこつ!
隣の受験生に倒されたらどうする!
「いやっ、僕は勝つ! 勝って3Dのファントムメナスとウルトラマンゼロを見に行く!」
落ちたら母が行ってやる。
受験まであと6日。
発表まであと12日。
お願いだから受かって~!
明日は公立の推薦入試 [次期様のお話]
明日は公立の推薦入試があります。
倍率ハンパないです。
4倍とかざらで、7倍なんてところもあるみたいです。
内申の低い次期様は玉砕覚悟の受験です。
運がよければ受からないこともないかもしれない。
「4倍っていうとさ、僕の両隣二人ずつ不合格ってことだよね」
「・・・君の隣の人の両隣っていう場合も多々あるような気がするわ」
そんな前向きな次期様が一日一回見てるのがこちら。
確かにやる気がわいてきます。
次期様、フォースとともにあらんことを!
三者面談っ! [次期様のお話]
ああ、三者面談―受験・進学 (ポプラ社版・NHK中学生日記)
- 作者: 蓬莱 泰三
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 1993/01
- メディア: 単行本
本日は次期様の三者面談でした。
数学と英語はオッケーの若様、国語と英語はトップは譲らないの姫御前ちゃん。
次期様は、オールラウンドに平均点のオール3です。
まんべんなくお点が取れないっていうか、コレッて言う得意科目がないというか。
東京都は内申が悪いと公立高校の入試が悲しいことになります。
そして次期様の中学は点が辛いコトで有名。
模擬試験の結果が同じでも、内申で10近く上っていう中学のコもいるのにね~。
「文句があるなら点を取れ!」
っていうのが父親である総帥閣下のお言葉であります。
受験科目に「育児」っていうのがあれば、次期様は間違いなくトップ3入り。
手先は器用でも生き方は不器用。
そんな次男をめっちゃかっこいいと思ってるマアカを親ばかと呼ぶなら呼んでよ~し!
ひとつ追加~ [次期様のお話]
ホットケーキミックスでパパッと作れる!うちカフェおやつ―スコーン、ガトーショコラ、バーケーキ…人気のカフェおやつがすぐ作れちゃう! (別冊すてきな奥さん)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2003/11
- メディア: 単行本
若様のご機嫌が悪い。
弟にチョコで負けたから。
そして、バレンタインデーを三日過ぎた昨日、次期様チョコ追加で合計13個。
「インフルで休んでたから~って、部活の後輩がくれた」
こういう時期だから、次期様の中学は今週いっぱいはチョコを持ってきてもお目こぼししてくれるそうです。
来週からは見逃さないからって各クラスに伝言ゲームのように伝わっているそうです。
プリントとかHRとかで堂々言うわけにはいかないので、例年こんな感じでバレンタイン情報がまわるんですよね。
若様の時からだから、もう8年くらいになるかな。
そして若様ときたら、
「13なんて縁起の悪い。食い過ぎたら腹壊すぞ。鼻血出るぞ。身体に悪いぞ」
と、ブツブツブツ。
ああ、やっぱり往生際が悪いというか、未練がましいというか、うっとうしいというか。
ハハは・・・かっ! [次期様のお話]
体は大きくても力はまだまだだなあ。
さあ、母にかしてごらん、シュパッ!
「あいた~!
ありがとう、セバスチャンっ!」
TVアニメ「黒執事II」キャラクターソング01 「黒執事、熱唱」セバスチャン・ミカエリス(小野大輔)
- アーティスト: セバスチャン・ミカエリス(小野大輔),岡田麿里,高田龍一,石濱翔
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2010/08/25
- メディア: CD
思わず
「どういたしまして、お坊ちゃま」
と応えてしまったマアカはアホです。
・・・なにやってんだか。
本日は登校なり [次期様のお話]
そして月曜日は振り替え休日です。
「みんながネズミーランドに行こうって言ってたんだけど・・・」
「へえ、いいわねえ」
「なしになった」
「あら、なんで?」
「男子ばっかりだから」
「女子は?」
「誘おうって言ったんだけど・・・みんなが俺達と一緒に行きたい女子はいないって。それで・・・」
あーあーあーあーあー。
誘う以前の問題ですか。
つか、次期様のクラスの男子、諦めはやすぎ。
かわいいなあ、みんな。
あーたまーをーくーもーのー [次期様のお話]
すごいなあ。
ニョキニョキのびるなあ。
「昔はさあ、お母様の手を握って見上げてたのに、今はお母様の頭のてっぺんが見えるんだよ。すごいよねえ」
なーんてぬかしやがったので、
「そうねえ。お母様も思うの。次期様の鼻の穴を下から覗く日が来るなんて思いもしなかったわぁ」
「やめてよっ!」
男子中学生にとって、鼻の穴を覗かれるのはとっても恥ずかしいことだったようです。
次期様が赤面するのって久しぶりで見た。
いやあ、眼福眼福。
子供は持ってみるものです。
ついに29cm…デカッ! [次期様のお話]
次期様の靴がボロボロになりました。
踵を踏んでるのを三者面談でも注意されまして、行きつけの靴屋さんへ。
「今度新しく足の形を測るマシンを入れたんですよ。お試しで測ってみませんか」
その結果は…。
実測28.2cm。
さすが、マアカの一族。
中2なのに、まだまだ大きくなるってことですよね?
そういえば、姫御前ちゃんも実は27cmになってましたよ。
ローファ―だから気がつかなかったんですが、パンプス買いに行って判明。
靴に悩まされる親子です。
おいもがいっぱい [次期様のお話]
予想通り靴も服も泥だらけ。
昨日のうちに重曹水につけようかと思ったのですが、あまりのすごさに一日天日干ししました。
夕方にはカラカラに乾いたので、先ほどまで古いブラシでこそぎ落としてました。
今夜一晩重曹浸けにして、明日しっかり洗います。
で、ですね。
そんなことが書きたかったわけじゃないんですよ。
本題は↓こちら。
おもちかえり用のさつまいもさんです。
なんかやたら量が多いんですよ~。
なんでこんなに多いのかなって不思議で。
「それねえ、もらった」
「もらったって、誰に」
「クラスのみんな。重くて泥だらけでめんどくさいからおまえにやるって」
・・・・・中学生ともなるとこんなもんなんでしょうか。
でもおみやげを待ってるお母さんたち、悲しまないかなあ。
「全部もらったわけじゃないから。ちゃんと持って帰ってるから」
でも、この量はすごいし・・・。
今日くださったおうちの方にお礼の電話を差し上げました。
皆さん笑ってらっしゃいましたけど、やっぱりなんとなく気が引けます。
さて、このおいもで何をつくりましょうか。
友情の重みはおいしく消化しなくては。
ブルータス、お前もかっ! [次期様のお話]
「靴、買って~」
と言いました。
持ち上げて見せた靴の先からは、すてきな親指がニョキッ!
「二学期入ってから、なんか靴が小さいとは思ってたんだよね~。帰りにちょっと力いれたらこうなった」
梅雨時にスニーカー洗って乾燥機にかけたりして縮んでたらしいです。
そして夏休み中ははだしにスリッパかサンダルで出歩いていた次期様。
靴という制限がなくなった足は雨後の竹の子のようにスクスク育ったみたい。
そういえば、バロウズの火星シリーズの中にこんな一文がありましたっけ。
火星の幻兵団―合本版・火星シリーズ〈第2集〉 (創元SF文庫)
- 作者: エドガー・ライス バローズ
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1999/10
- メディア: 文庫
「靴などと言うものを履いたことのない足は、とても美しく愛らしかった」
・・・あれ? ちょっと違うかな?
でも、これが嘘八百だっていうことは、次期様の成長によって証明されちゃいましたがな。
早速靴屋さんにでかけて測ってもらったところ、張るには27.5センチでちょっと大きいかもだった足は、28センチピッタリになっていました。
おまけに足の甲がすっごく高いので、靴紐だけ一番長いのにかえてもらうことに。
「あとねえ、えへへ、言ってもいいかな?」
はいはい、なんですか?
「身長、175センチになってた。つ~ま~り~、姫御前ちゃんより3センチも高いっ!」
ああ、なんでこんなにニョキニョキと。
ついでに手の大きさも総帥閣下とほぼ同じであることが判明。
これは・・・180の大台越えるかも。
ああ、また家がせまくなったような気がする・・・・。
三者面談終了 [次期様のお話]
中学生になってからの生活や勉強についていろいろとうかがった後、
「ところで、志望校は決まってるのか?」
ときたもんだ。
先生~まだ1学期終わったばかりですよ。
そんなの決まってるわけないじゃないですか。
が、
「あ、もう決めてます。学校の名前はわからないけど」
と、次期様が言ってくれました。
おお、ぼーっとしている次期様らしくもない。
担任の先生も、こいつ考えてるじゃないかって顔で
「学校名は先生が調べてやるよ。で、どこの高校だ?」
「はい!
一番図書館が広くて本の多い高校に行きます!」
目が点になってる先生と母のあいだに流れる沈黙の数秒。
マアカ、思わず次期様の背中をブッ叩きたくなりました。
「・・・そうか。わかった。まあ、なんだ。調べておいてやるよ。夏休みは元気に宿題するんだぞ」
「はいっ!」
あ~、こんなに早く終わった三者面談は初めてだい。
卒業おめでとう! [次期様のお話]
今頃「卒業生の入場」が始まってるんでしょうか。
はい、マアカは参加しません。
いろいろ考えたんですよねえ。
殿を連れて行くか、ママに来てもらうか。
でも、やめました。
殿のことでいろいろいじめられてたみたいだし、同じ中学に進学する子もいるから、後々の事を考えると・・・。
そういえば若様の時も参加しなかったなあ。
あの時はつわりが酷くて入院していたんだっけ。
年中さんだった次期様が今度は中学生です。
毎年5㎝づつ伸びていた身長が、この三ヶ月で10㎝伸びました。
もう母親を追い越してます。
来年の春にはさらに背が高くなってるんだろうなあ。
足のサイズはもう27㎝だし。
もう靴下の共用ができない。
卒業式に参加できないけど、心から卒業おめでとう。
春からは中学生。
もっともっと大きくなろう!
現状維持の息子 [次期様のお話]
「お母様の若い頃ってスリムだったのよね」
「やっぱりスリムな方が体にいいわよね」
「スリムになったお母様が見たいわ」
応援してくれるというか、引導を渡されてるっていうか。
「次期様も、スリムできれいになったお母様が見たいわよねえ?」
「ヤダ」
はあ?
「痩せたらお母様じゃなくなっちゃう。
細かったお母様は昔の写真でみたからいいや。
無理して痩せなくていいよ、体に悪いよ。
ご飯食べてコロコロしてるお母様が好きだよ」
えーと、なんて言いかえしたらいいんですかあ?
エコロジーな息子 [次期様のお話]
「お母様なんて、どうだっていいのよ!」
「お母様の人生なんて、その辺にポイ捨てされる程度のものなのよ!」
そんな荒れ狂う母の肩をポンポンと叩いて、次男の次期様が言いました。
「お母様、人生を捨てるなんて言っちゃいけないよ。
人生は分別出来ないんだよ。
燃えるゴミと燃えないゴミのどっちに出すの。
世の中はエコの時代だよ。
第一、不法投棄は犯罪だからね」
・・・捨てる気失せちゃった・・・。
インフル? [次期様のお話]
今朝は38.2℃です。
いきつけの病院に行ったら、
「クラスどこ? わぁ~ヤバいかもっ!」
と、絶対病気になりそうにない先生が言いました。
とりあえず食欲もあるから、明日の朝までに39℃越したらいらっしゃいとのことで、ただいまよりマアカ家は臨戦態勢に入ります。
午後は殿にワクチン打ってもらおうっと。
高熱のうわごと~ウルトラの母は口紅をするか [次期様のお話]
36.8℃出ると「熱がでたっ!」って騒ぎだし、37.8℃で寝込みます。
けっ!
主婦なんて38.5℃は微熱ですよ、微熱。
なんてグチ言ったってしょうがない。
本当にウンウンうなって寝込んじゃうんだから。
そして、総帥閣下はともかく、若様と次期様はわけのわかんないことを口走ります。
若様はぶっとんだ寝言・・・じゃない譫言が多いんですが、次期様は理路整然とした譫言が多いです。
「お母様・・・女の人ってどうしてお肌がとか言うの?」
「うーん、みんな綺麗でいたいからよ」
「化粧品のCMが多いのってだから?」
「うん。化粧品会社の人たちも、自分のところのいい製品を使って欲しいんだよね」
「女の人ってたいへんだねえ。お母様はお化粧しないけど」
「ほっとけ」
「ウルトラの母もお化粧するのかなあ」
「はぁ?」
「口紅はしてないよねえ」
「・・・・してないねえ」
「バルタン星人は大変だねえ」
「(いきなりなんだ)なんで?」
「顔のほりが深いから、ホコリとか溜まって顔洗うの大変そう」
「ほりがって・・・ああ、たしかに深いかも。凹凸多いし」
「爪楊枝とかでほじくってるのかなあ。溝んとこにゴミが溜まると不潔だから」
「・・・バルタン星人の衛生環境に気を配る小学生はめずらしいねえ」
「そのてんメトロン星人はラクダよねえ」
「メトロン?」
「ツルッツルだから、顔洗うの楽そう」
「・・・」
「きれいに磨き上げてさあ、自慢するんだよ。あ、日焼けとかあるのかな。吹き出物ができたらどうするんだろう」
「・・・病人は寝てろ!」
おかげさまで全快でございます。やれやれ。
ウルフェス卒業~ [次期様のお話]
もう二学期は始まってるけれど、次期様と池袋で開催されていた「ウルトラマン・フェスティバル」に行ってきました。
朝一番で出かけたんですが、開場前から長蛇の列。
でも、それはショーの席取りの皆さんでした。
並んでるのはほとんど親御さんか祖父母の皆さん。
子供達はさっさと開場へ。
なにしろ最終日ということで、モロボシ・ダンが登場って、もう大騒ぎです。
中には大人のお一人様とか、高校生の男の子同士とか。
好きなんですねえ、ウルトラマン。
まあ、ぶつかった、横入りした、うるさいとかの小競り合いも見聞きしましたが、しょうがないんでしょうね、こういう場所では。
でも、そういうものを経験して、マナーをわきまえたよい大人になってくれればいいなあと思いました。
で、ですね。
中身なんですが、マアカ、入りませんでした。
やーっぱ恥ずかしい。
それと、賑やかなのが苦手になってしまいましたから。
次期様は一人でウルトラマンの世界を堪能したようです。
その間マアカはカフェでお茶。
こんな可愛い子とお友達になりましたよ。
さて、今年でウルフェスを卒業すると決めていた次期様ですが、帰宅後に晴れやかな顔で言い放ちました。
「来年からは殿のつきそいでいくからあ」
まだ行くつもりだったのか。
で、おみやげはこれ。
近くのUFOキャッチャーで100円で入手しました。
名前は「ひろこちゃん2号」です。
怖い人形はすべて「ひろこちゃん」か・・・。
席が空いてる [次期様のお話]
小学校です。
次期様は小学6年生。
東京の公立小学校は、今年はもう二学期が始まってます。
が、始業式はもちろん、授業が始まっても登校してこない子がいるんです。
それも一人や二人じゃない。
「病気かな」
「怪我かな」
初日はみんなで心配していたのですが、昨日になって理由が判明。
塾の夏季講習に行ってるんです。
学年の半分以上が中学受験するのですが、塾によっては夏季講習が8月一杯続きます。
そちらに参加するから学校は休むと。
う~ん。
そこまでしなくちゃ合格しないのかな。
他人様の教育方針に口を挟む気はさらさらありませんが、子供達は久しぶりに会えると思っていたお友達に会えないのは寂しいみたい。
席替えも係決めも全部来週に持ち越し。
「みんな、本当は学校に来たいんじゃないかな」
と次期様はいいますが、そうでしょうねえ。
でも、そこまでやるなら、がんばって合格して欲しいです。
来週は全員そろうといいね。
本格的な二学期は来週までお預けです。
今年の風邪も悪質だ・・・ [次期様のお話]
先週末に殿がぶっ倒れてから一週間。
火曜日にマアカが、水曜日の夜に姫御前が、そして昨日は次期様が寝込みました。
小学校からの呼び出しがあって、急いで迎えに行って、その足で病院で吐き気止めを点滴。
「給食たべてない・・・」
「水も飲んでない・・・」
点滴と飲み薬のかいなく、夜中にやっぱりリバース。
ところが・・・・
「チョコ、もらったな」
朝は食欲なくてパン一枚。
給食食べてない。
水飲んでない。
で、出てきたこれは一体なんだっ!
今はまだ寝てるけど、起きてきたらちょこっとつついてやろうかな。
さて、それでくれたのは誰?
次期様が帰って来た! [次期様のお話]
夏休みの終わるギリギリになって、次期様がハワイから戻ってきました。
真っ黒でした。
我が家は基本的に色白なので、最寄りの駅で出迎えたら、一瞬誰かと思っちゃいました。
「楽しかった?」
「うん!」
「ハナウマベイに行った?」
「どこ、そこ」
「ちょっと遠くの魚の泳いでるビーチだけど、行かなかった?」
「行ってなーい」
「ポリネシア文化センターはどうだった?」
「行ってない」
「・・・動物園とか」
「行ってなーい」
「一体どこへ行ってきたの!?」
「ワイキキビーチに一回行った。ダイアモンドヘッドの下まで行った」
10日間なにしに行ったんだ、ハワイまで!
「あちこち行こうねーって約束したんだけど、パパもママもずっと昼寝してたから、ホテルのプールで泳いでた」
うーん、イャーオブザ喜寿の年寄りに任せたのが失敗だったか。
これじやあ帰りたくなるはずですよ。
可哀相なことをしたなあ。
「あー、でもプールは楽しかったよ。ハワイの人に泳ぎ教えてもらったし。またハワイのホテルで泳ぎたいなあ」
次期様、それはちょっと違うでっ!
まあ、本人が楽しかったなら別にいいんだけど・・・・。
お金があったらもう一回連れて行ってあげたいような気がします。
チャンスがあったらって言えないところがね。
10日間ほったらかしされていた殿は、次期様が戻ってきたうれしさを、肩車して降りないという行動でしめしました。
よっぽど嬉しかったらしいです。
次期様のいない日々・アゲイン [次期様のお話]
はい、次期様がふたたび出かけてしまいました。
え、どこかって?
ここですよ、ここ!
ハ~ワ~イ~!
ママとパパは毎年恒例のハワイ避暑に行ってしまいました。
で、上二人も経験があるんだけど、次期様が大人料金になる前に行かせてあげたいな~って思いましてん。
・・・・上手く説明できてない・・・・。
えっとですね、ハワイに行ってるのはパパとママと次期様。
他の家族は日本でお留守番です。
ママたちは7月の始めにとっとと先行してしまってので、こないだ一人で飛行機に乗って行きました。
マアカ、成田までお見送り~。
送っていく人と迎える人がはっきりしていれば、子供一人でも国際便に乗せてくれるんです。
あちらで引き取ってくれる人の住所と電話番号を書いて、出国書類を書いて、係員さんに引き渡し。
一般のお客様より30分ほど早く機内に入れて、CAの皆さんが世話してくれはります。
後の入国手続きとかも航空会社がしてくれて、向こうでまってるパパとママに引き渡しておしまいです。
けっこう簡単でしょ?
面倒なのはチェックインが2時間前ではないところと、飛行機が離陸して水平飛行に移るまで空港を離れられないところ。
拘束される時間がちと長いです。
食事するにしても買い物するにしても、物は高いし、広いし、座る場所はないし。
帰ってきたらぐったりでした。
帰国はママたちと一緒だから、また成田に行かなくてすむのは助かります。
のんびりしてくれてるといいなあ、次期様。
そして早く帰ってきて。
殿が、殿が、グレてる~。
そんな次期様からメールが届きました。
“こんにちは。ハワイにいます。
飛行機の中ではスチュワーデスさんに、コーラ4本,お菓子3個、パン3個もらいました。
映画「スパイダーマン3」を4回見ました。
ハワイに来ると、とても奇麗な所でした。
英語は話せないけど ハワイの人がいっている事が解るかんじが、しました”
そしてこのメールの後にすぐ国際電話が入りました。
「帰りたくなっちゃった・・・・」
おいおいおい!
次期様のいない日々 [次期様のお話]
次期様がまげりんのとこに行ってます。
「育児につかれたまげりんのお手伝い」です。
けっして遊びに行って美味しいモノを食べて帰ってくるわけではありません。
まげりんのブログを読むと結構頑張ってるみたいです。
その間マアカさんちは・・・。
次期様ベッタリの殿は、玄関のドアが開くたびに走っていって、次期様じゃないとわかると泣くしわめくし。
トイレトレーニングの最中なのに、自分で紙パンツを探してくるし、夜寝る前に紙パンツに替えてもらうまで我慢しちゃうし。
「いただきます」「ください」「ありがと」「ごちそうさま」「ごめんなさい」
全部言えなくなっちゃうし。
つくづく次期様って偉大だったなー。
そう、こんな感じで、殿の世話を一手に引き受けてくれてた。
残った家族ではうまく殿の相手が出来なくて。
でも、その分ずいぶん我慢させることも多かったのかな。
次期様~、まげりんのところで楽しくノビノビお手伝いしてくるんだよ~。
でも、早く帰ってきてね~。
寂しいよ~(殿が)。