初恋の人が亡くなりました [紙魚からきいたおはなし]
もう一度聞きたいというわがままにサンタさんはシングルレコードをプレゼントしてくれました。
たしかあれは、幼稚園に入る前。
三つか四つか。
妹のまげりんは生まれてなかったし。
「擦り切れるまで聞く」って言いますけど、本当に擦り切れて今は手元にありません。
結婚したときに「シューベルトの魔王が大好きなんです」って言ったら、義父はいろんな人が歌った「魔王」のテープをプレゼントしてくれました。
でも、やはり一番はディースカウ。
魔王が本性を現すあの瞬間がたまらない。
動画を見てみると、ずーっと「きっとこんな顔で歌っているよね」って思っていたとおりの顔で歌っていて、ああ、やっぱり! と納得してしまいました。
そういえば「人は初恋の人と似た人と結婚する」って聞いたことがありますが、確かに総帥閣下はディースカウに似てるかも。
妹のまげりんの初恋の人はミラーマン。
そしてまげりんのダーリンもミラーマンのようなハンサムです。
さよなら センダックさん [紙魚からきいたおはなし]
昨日の夕刊 [紙魚からきいたおはなし]
「御侍史」ってなんですか [紙魚からきいたおはなし]
そしたら、病院の紹介状が見つかりました。
若様が生まれるちょっと前に転勤の内示が出で、引っ越し先の産婦人科に紹介状を書いていただいたんですが、引っ越し5日前に引っ越しなしの部署に変更になったことがあったんですよね。
必要なくなったけど、思い出として取ってありました。
20数年ぶりに封を切ってみたら、
「ナントカ先生 御侍史」
拝啓でも謹啓でも前略でもなく、「御侍史」。
マアカ書簡集とか手紙の文例集なんか読むのも好きなんですが、初めて見ました、、「御侍史」。
ついつい調べちゃいましたよ。
「御侍史」の読みは「おんじし」。
「侍史」は「使える人」という意味。
これだけだと、「あなたのご主人様にこれ渡してね」って感じですが、正確には
「わたくしごときが先生に直接お手紙を差し上げるなんておこがましい。どうか先生にお仕えするあなたから先生にお届け下さい」
と、いうような意味なんだそうです。
目下のものから目上の方へ。
マアカの先生が紹介して下さったのは先輩だったのかな。
この頭語は今でも使われているんでしょうか。
医療関係限定って書いてありましたが、どうなんでしょうか。
へりくだりすぎて意味がわかりませんが、嫌いじゃありません。
日本語ってやっぱり美しいなあ。
和田慎二さん死去~心からのお悔やみを [紙魚からきいたおはなし]
デマであると信じたいけど・・・ [紙魚からきいたおはなし]
「らしい」というのは送ってきた本人も確認していないから。
「同業者でしょうが。もっと確実な情報ちょうだい!」
「同業者と言っても大御所クラスからみれば遙か下っ端なんだから、そんなの無理!」
「だったら確実になったらメールして!」
と、いうやりとりをしたのが今朝。
デマだったらただじゃおかねえ!
「デマだったらなんかおごる。デマじゃなかったら・・・悲しいから追悼飲み会する」
デマであることを祈ります。
さよなら、ゴーショーグン~首藤剛志さん死去 [紙魚からきいたおはなし]
マアカの元実家である小田原にも関わりのある方でした。
世間一般では「ポケットモンスター」で有名ですが、マアカはこれしかないですね。
「戦国魔神ゴーショーグン」です。
妹のまげりんは「ミンキーモモ」が大好きでした。
あと「バルディオス」とか「アクロパンチ」とか。
今で言う「萌え」というか、どこでファンが喜ぶかをよく分かっているというか、それでいて暴走し過ぎることなくきちんとポイントを押さえている、安心してみていられる作品が多かったと思います。
神様はまた素晴らしい方を天国にお招きになられました。
享年61才。
心からご冥福をお祈りいたします。
あおかび~んっ!~でも戦時下のまじめなお話 [紙魚からきいたおはなし]
原作好きだから、家族でしっかりみていました。
ところで、「あおかびん」ってなんだかご存じですか。
これ、ペニシリンのこと・・・になるはずだったものです。
先の世界大戦のとき、何を考えたのか世間では敵の言葉は使っちゃなんねえって風潮があって、いろいろな物が名前を変えさせられました。
ストライクが「よし」だったりするのはまあ我慢の範疇として、サイダーが「噴出水」ってそりゃなんだと。
まあ、そんなかんじで、医学用語も日本語に変更することになりまして、どんな言葉に言い換えようかといろいろひな形が出されたそうです。
「あおかびん」はその有力候補。
そして第一高等学校の学生さん達に公募してきまったのは、「碧素(へきそ)」でした。
以来、ペニシリンの和名は「碧素」のまま。
「あおかびん」でなくてよかった・・・。
第一高等学校の生徒さん、すばらしい感性です。
ところでこの第一高等学校でも、戦時下には勤労奉仕がありました。
勤労奉仕というと軍需工場での作業とか穴掘りとかのイメージがありますが、この学校では外国語の特訓の後、各医学書の翻訳ガリ版刷りなどをしていました。
そして、もうひとつ。
ペニシリンの開発に必要なアオカビの培養。
正確に言うとちょっと違うのですが、学生達はアオカビの培養や、実験用のマウスの世話などをしていました。
しかし、大戦末期の食料も物資もない時期、学生達は自分たちの食事をマウスに与えてペニシリンの培養と供給をバックアップしました。
栄養失調で倒れそうになりながらできあがったペニシリンは、試作品ながら東京大空襲や原爆投下時の広島などで使用されます。
ペニシリンは戦後アメリカが持ち込んだと思われているようですが、実際には戦中から日本で作られていたんですね。
「JIN-仁ー」を見ながら、人間ってすごいと思った年末でした。
ありがとう、ウメ子さん [紙魚からきいたおはなし]
http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=soc&aid=20090917-570-OYT1T00467
神奈川県小田原市にある小田原城市公園。
国内最年長だった象のウメ子さんが天国に行きました。
転勤族だったマアカのパパが小田原に定住したのはマアカが小学生のとき。
その前も夏になると親戚のお家に遊びに行ってたから、お城にいけばウメ子さんがいるのはあたりまえ。
結婚してからも帰省したらとりあえずお城へ。
お城には図書館も小学校もあったし、ちょっと前までは小さな観覧車なんかもあって、小さな若様とよくおでかけしてました。
妹のまげりんが小さい頃も行ったっけ。
実家が東京にお引っ越ししたから、もう何年もお城には行ってないけど、もう小田原に行ってもウメ子さんはいないんだなあ。
遠い日本でこんなに長く、ウメ子さん、お疲れ様でした。
ありがとう。
さようなら。
よかったね、カーネルおじさん [紙魚からきいたおはなし]
おもえばアメリカからホームステイに来日したアーくんに嘘八百を吹き込んだのが6年前。
ついに呪いがとけて万々歳の大阪府民の皆様。
おめでとうございます。
ケンタ社の皆様もどれだけお喜びでしょう。
カーネルおじさんを店頭に飾るっていうのは日本から始まったんでしたよね。
アメリカ本社のみなさんは、このニュースをどう受け止めてるんでしょうか。
つか、アメリカで報道されたのかな。
そのへんの取材ってしたのかな。
したんだったら見たいよね。
なんとなく嬉しいから、今日のお昼はケンタにしよう。
ふだんは食べないけど、ビスケットもつけちゃおうかな。
なにはともあれ、よかったね。
さよなら~プリンス・シャーキン [紙魚からきいたおはなし]
若い方はご存じないでしょうが、マアカ世代の古いアニメ・ファンにとっては憧れの存在でした。
一番有名な作品はこちら。
でも、これとか、
これとか
超電磁マシーン ボルテスV BOX (初回限定生産) [DVD]
- 出版社/メーカー: 東映
- メディア: DVD
これとか
これとかっていう一連のサンライズのスーパーロボット物の美形悪役キャラは全てこの方。
誇り高い敵ながらあっぱれという凜とした声は、他の方では出せないすばらしいものでした。
享年72才。
すばらしい才能がまたひとつ旅だって行かれました。
ご冥福をお祈りいたします。
「ゴジラ」のテーマが鳴り響く駅 [紙魚からきいたおはなし]
くるりの「赤い電車」で有名な京急線。
このたび各駅で個別の駅メロを流すことが決まりました。
はい、こちらのサイトをごらんください。
うまく表示されてるかな?
どの駅にどんなメロディーにするか、HPで募集した結果です。
上大岡の「夏色」とか「ブルーライトヨコハマ」「横須賀ストーリー」なんて有名な曲の多い中、一番の目玉は「浦賀駅」の「ゴジラのテーマ」でしょう。
実は浦賀、ゴジラが日本に初上陸した場所なんです。
正確には観音崎ですが。
ですから、一部の人は観音崎を「ゴジラ海岸」と呼びます。
むかーしは海水浴場にゴジラ型の滑り台があったんですよ。
今はありません。
かわりに久里浜に新しくゴジラの滑り台が出来ました。
なかなかリアルで怖いです。
この久里浜の公園はコスモスで有名です。
ですから、久里浜駅の駅メロは、さだまさしの「秋桜」なんですって。
もし京急に一日乗り放題チケットなんてあったら、一駅ずつ確認なんてしてみたいです。
にしても、青物横丁の「人生いろいろ」っていうのはすごいチョイスだと思うのはマアカだけ?
三谷幸喜が人形劇!~しかもNHK! [紙魚からきいたおはなし]
ネタ元はこちらの新聞記事です。
三銃士というと、一番最初に思い浮かぶのがこちらですね。
映画の三銃士も大好き。
ポルトスがかっこかわいくて好きです。
さらに「ワンワン三銃士」なんてのもありました。
で、そのお犬様版に着想を得たのがこちら。
うふふ、かかってこれるものならかかってこいって感じですね。
NHKの人形劇っていうと、「プリンプリン物語」と「八犬伝」が大好きでした。
人形が美しかったですねえ。
あと「紅孔雀」とか。
今回は三谷氏の脚本ということですから、明るくて楽しい作品になるんじゃないかと期待しています。
あと、人形造形はどなたが担当されるんでしょうか。
こちらも興味津々です。
もちろん、全部録画保存ですよ。
女子校におけるトランクスの使用法~男物が流行ってるって [紙魚からきいたおはなし]
まあ、昔からいましたけどね、男物の愛好者。
マアカなんて女性物があわなくて、やむなく男物を使ってたくちです。
確かにカミソリなんかは男性用のほうがいいですよね、高いけど。
でも、トランクスまで着るのはどうかなあ。
たとえ自宅だけとは言え。
「あー、トランクス、今うちの高校で流行ってるよー」
みーんなお家で着てるの?
「ちがーう。体育の授業で使うの。
ジャージ履くでしょ?
スパッツの上とか直接でもいいけど、トランクスを履くの。
で、ジャージの上から、トランクスがチラッと見えるようにするの」
ジャージずらすの?
「ジャージの上を折るの!
ずらしたら足が短くみえるでしょ!
ジャージの色に合わせて、みんな色々揃えてるよ」
そんなので体育の授業ってできるのかなあ。
「できるんじゃなくて、するの! お母様、そんなことじゃおしゃれな女になれなくてよ!」
でも、姫御前ちゃんはトランクスなんて履く気はないんだよねえ。
いつも男物だもんねえ。
「・・・・喧嘩売ってる?」
うってなあい。
でも、やっぱりトランクスを履く神経は理解できないです。
未だに総帥閣下の下着を通販以外では買えないような神経では、おしゃれな女にはなれないようです。
ヒトラーを呪ったイギリス人 [紙魚からきいたおはなし]
ありました。
確かにいろいろ噂というかそれっぽい話がまことしやかに伝わってます。
でも、どれもマアカが聞いた話とは随分ちがうなあ。
イギリスには魔女術団体がいくつかあります。
めんどくさいから詳しい説明ははぶきます。
で、第二次大戦末期、その団体の一つがヒトラーを呪う儀式をしたと。
コミックや映画、小説とかではダラダラしたローブを着て儀式をしてますね。
でも正統派の魔女術というのは、儀式のときには「スカイ・クラッド」です。
「空を纏う」=「スッポンポン」。
厳寒のイギリスの海外でそれをやったものだから、メンバーは肺炎をおこして、不幸にも亡くなった人もいたとか。
命をはった儀式のおかげか、その後の結果は皆さんご存じの通り。
すばらしい愛国心と称えるべきか、人を呪わば穴二つといべきか。
20年以上前に、イギリスから来た魔女に聞いたお話でした。
その時いろいろとおもしろいお話も聞いたのだけど、これはいつネタにするからナーイショ。
魔女や魔法について詳しい本はこちらがおすすめ。
これだけ読んでればまず、間違いないです。
最後の「実践魔術講座」なんて、これがあれば他の本はいらないと言われてるらしいです。
我が家では枕になってますが。
37.5℃って・・・がんばれ、舞鶴! [紙魚からきいたおはなし]
でも、こういった刊行系の本にはほぼでてこないんですよね。
むしろ、
とか、
じいちゃんは引き揚げ少年だった (岩波ジュニア新書 (320))
- 作者: 坂本 竜彦
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1999/05
- メディア: 新書
みたいな、戦争直後のほうで有名だったりします。
静かな街です。
海も穏やかです。
空気もきれいです。
が、
夏の空気はまるで濃厚なクリームシチューのよう。
息をすると、空気が気管の手前でストップしてしまうほどの暑さです。
それでも子供達は元気いっぱい走り回ってましたけれど。
冬は逆にめっちゃ寒い。
雪はふるし、車がないと買い出しにもいけないし。
なんたって、こんな看板たってましたものね。
「マクドナルト→この先40キロ」
それももう10年近く前のこと。
今は大きなショッピングセンターとか出来て、買い物も随分楽になったみたいです。
暑い舞鶴。
寒い舞鶴。
でも、人情も温かいんですよ。
地元の食材とか、なんだろうって眺めていると横からいろいろ教えてくれたり、ついでにいいお店とか病院とか案内してくれたり。
川のところの朝市のおばあちゃんたち。
暑さでへばってませんか。
新鮮で安いお野菜、忘れられません。
一個100円の大きくて甘い白菜とか、こっちでは売ってないぞ、万願寺唐辛子とか。
夏休みも始まったばかり。
これが最高気温ではないはず。
暑さに負けず、がんばれっ、舞鶴っ!
ガチャピンのモデル・宇宙軍大元帥閣下・逝く [紙魚からきいたおはなし]
スペース・オペラの書き方―宇宙SF冒険大活劇への試み (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 野田 昌宏
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1994/10
- メディア: 文庫
SF作家であり、評論家でもあった野田昌宏氏が亡くなりました。
元日本テレワークの社長で、ガチャピンのモデルであったのは有名です。
体型といい笑顔といい、飽くなき好奇心、探求心といい、本当にガチャピンそのもの。
SF大会などで何度かお会いしたことがあるのですが、数年に1回しかあわないマアカや総帥閣下のこともよく覚えていてくださって、
「元気?」
と気さくに声をかけてくださいました。
とても暖かい優しい方でした。
銀河乞食軍団 (外伝1) (ハヤカワ文庫 JA (205))
- 作者: 野田 昌宏
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1985/07
- メディア: 文庫
続きが読みたかったなあ。
本編もいいけど、この外伝がコミカルでいい味だしていて、大好きでした。
享年74才。
今は銀河を駆けめぐっていらっしゃいますか。
氷室冴子さん・逝く [紙魚からきいたおはなし]
なんていうか、もう、残念というしか・・・。
氷室作品で一番有名っていったらこちら、「ジャパネスク」シリーズですよね。
コミック化もされてます。
現在「人妻」編を連載中。
そして「クララ白書」シリーズ。
「マリアさまがみてる」も女子校を舞台にしていますが、マアカとしてはこちらの方がギュッといろんなものが詰まっていて好きです。
シリーズ4作ですが、今だったら1冊につき5冊くらいかけそうなくらいエビソードが詰まってます。
でも、それが全然重くない。
映画化、アニメ化、舞台化、いろんな作品があります。
でも、マアカが氷室冴子を知ったのはこの作品。
「作家になるってこんなに大変なんだァ・・・」
って誤解しまくった作品でした。
でも、今読むと、ある意味現在のライトノベル業界にあてはまっていないでもないし。
「銀の海 金の大地」を最後にコバルトから新刊が出ていません。
また、この作品以降、ほとんど執筆活動をされていなかったようです。
「ジャパネスク」の続きを読みたかった。
シリーズ中断した作品もいくつかあります。
もう読めない。
残念でたまりません。
享年51才。
ご冥福をお祈りいたします。
答えが知りたい [紙魚からきいたおはなし]
コメントとかちゃんと読めば正解が載ってたんでしょうけれど、問題をコピーした時点で元のブログに戻れなくなってしまいました。
どなたのブログだったんだろう・・・。
さて、これが問題です。
あなたは3人姉妹とお見合いをし、そのうち1人と結婚することになりました。
3姉妹のうち、
1人は、正直者の人間で、質問に対しての答えを100%正直に答えてくれます。
1人は、嘘つきの人間で、質問に対しての答えを100%反対の答えを返します。
1人は、人間の姿をした狼です。質問に対して、50%の確立で正解と、50%の確立で嘘を答えます。
あなたは、狼と結婚をしたら食べられてしまうので、それはどうしても避けたいです。
この際、狼で無くて人間なら(正直者でも嘘つきでも)どちらでも良いと考えています。
しかし、それを見分けるのには、以下のような制限があります。
・質問は1回しかできない。
・質問する相手は3姉妹のうち1人しか選べない。
・質問はYESかNOかで答えられる内容しか出来ない。
さて、あなたはたった1回の質問だけで結婚相手1人を選択し、人間と結婚することができるでしょうか?
もし、できるとすればそれはどのような質問の内容でしょうか?
ヒント1:3姉妹はテーブルの向かいに並んで座っており、姉妹はお互いが正直者なのか嘘つきなのか狼なのかを知っている。
この場合どういう質問をするかというところ重要だと思うのですが、マアカの考えた質問はこれ。
「あなたは真ん中にすわっていますか」
嘘つきの人間なら「はい」と答えるし、正直な人間でも「はい」と答えますよね。
真ん中に座った嘘つきが「いいえ」と答えたら、まず排除すればいいし、すみっこにすわった正直者が「いいえ」と答えればそれが正解。
問題は狼。
嘘か本当かわからないなんて、どう判断したらいいんでしょう。
どなたか、正しい答えと解説をお願いいたします。
卵が食べられる! [紙魚からきいたおはなし]
今朝、すごいニュースが飛び込んできました。
なんと、兵庫県の高校生達が、「卵アレルギーの人でも食べられる卵」を開発したそうです!
パチパチパチっ!
その高校は兵庫県立播磨農業高校(加西市)。
開発したのは赤沼幸一教諭(37)ひきいる畜産科3年の卵生産研究班。
健康によい餌をあたえ、ストレスを与えないように育てられた鶏からは不飽和脂肪酸が通常の5倍もある卵が産まれます。
その他にも健康によい成分もたくさん。
ニワトリの健康にまで気を遣い、ついに商品化に成功したそうです。
思えば若様がアレルギーになってから、「若様の口に入れられないものは家では食べない」態勢をとってきました。
お菓子はもちろん、お弁当の卵焼きを作るのも別のフライパンを準備。
外食のときもお店にお願いして、卵を極力排除してもらっていました。
小学校1年のときは、「残食なし」の当時でも考えられない担任にあたったせいで、給食のときはとんでもない目にあいました。
中学にあがって体力もついて、ついに卵が食べられるようになってからも、風邪や疲労のときには卵はカット。
今では毎日卵かけご飯をたべてますけど、小さい頃の苦労はけっこう忘れられません。
一人だけ別のものを準備されても、全員卵なしのものになっても、本人にとっては苦痛だったようです。
毎日人と同じ物が食べられる幸せ。
これは当事者でないとわからないと思います。
これでお弁当にかわいい卵焼きをもっていける幼稚園児が増えます。
お誕生日にケーキを焼いてもらえる子供達がふえます。
バレンタインにもらったクッキーを食べられる男の子も増えます。
だから!
高校生、えらい!
高校生、ばんざい!
ありがとー、高校生!
今はまだ一部の地域での限定販売だけど、きっとこの卵が全国のアレルギーの子供達の元に届く日は近い。
その時この卵を開発してくれた高校生のことも忘れないでいたいな。
ワタシの人生ゲーム [紙魚からきいたおはなし]
懐かしいですねー。
マアカがもってたのは初代のバージョンです。
燃えました。
ええ、なんとか兄弟を貧乏農場に陥れようと画策しました。
成功したことは一度もないですけど。
ゲーム機用のものも遊んでみたけど、これはやっぱりみんなでワイワイ騒ぎながらやったほうが、ぜーったい楽しい!
一人でコントローラー握ってても、全然もりあがらないですもん。
子供達が大きくなったらやりたいなって、ずっと思ってました。
ですが、一人でもゲームを邪魔する奴がいる間は無理なのがわかってましたから、ずーっと我慢してました。
いつか家族みんなで遊べたらいいなあ。
で、今日のニュースです。
その「人生ゲーム」にオーダー版ができました。
その名も「人生ゲーム for Bridal」。
パチパチパチっ!
あなたのためのたった一つの「人生ゲーム」を作ってもらえるんです。
箱には大きく「マアカと大魔王様の人生ゲーム」の文字。
もちろん二人の写真もばっちり。
細かい設定で二人の出会いをゲームにしてくれます。
これ、欲しいっ!
40000円近くということで気持ちお高いけど、なんたってオリジナルですからね。
もの凄い記念品になること間違いなし。
ずーっと続けてくれるといいなあ。
そしたら結婚ウン十周年とかに作りたい。
そして、1度だけプレイして、押し入れの奥にしまっとく。
いつかそれを孫かひ孫が見つけて、大笑いしながら友達と遊ぶ。
ちょっと楽しくなりません?
でも、結婚の記念に作るのはちょっと・・・。
だって、どんな人生おくるかわからないんですもの。
やっぱり金婚式とか銀婚式とか用に作るのがいいかも。
よし、目標、銀婚式にMY「人生ゲーム」!
・・・もう目の前じゃん。
サンタクロースの本名は [紙魚からきいたおはなし]
これ、一番大好きなサンタクロース本です。
でも今日はこれとは別のサンタさんのお話。
モデルになった聖ニコラオ司教様のお話です。
聖ニコラオ司教様は西暦270年にパターレという土地に大金持ちの息子として生まれました。
両親を早く亡くし、その莫大な遺産を善業に使おうと決めた聖ニコラオの一番有名なのが、夜中に金貨を放りこんだお話です。
三人の娘をもつ貧しい父親は、娘達を嫁にやることができない哀しみのあまり魔がさして、遊女に売り飛ばそうとしました。
それを知った聖ニコラオは一人の娘を嫁がせるのに十分なお金を、ある晩闇にまぎれてその家に投げ込んでやりました。
次の晩もその次の晩も。
三晩目のこと、父親は寝ずの晩をして、とうとうその恩人が聖ニコラオであることを突き止めました。
聖ニコラオは父親に堅く口止めしましたが、いつしかその善業は世間に知れ渡ることになりました。
別のお話では長女を嫁がせる為に末娘を遊女に、また別のお話では病気の父親を助ける為に娘達が自ら身売りしようとすることになっています。
絵本によっては立派な司教姿の聖ニコラオが描かれていることかありますが、これはまだ一人の信者であった頃のお話です。
聖ニコラオの伝説では「3」という数字が何度も現れます。
肉屋に殺されて腸詰めにされた3人の子供を生き返らせたお話、そして無実の罪で死刑にされそうになった3人の若者を助けたお話。
以上の他に、船乗りを荒海から助ける奇跡を起こしたことから、船乗りや子供達の守護聖人とされています。
聖ニコラオはその後ミラノの大司教となり、ディオクレティアヌス帝の迫害を逃れ、二ケア公会議にも出席しています。
このニケア公会議というのは、神学上の難しいことをいろいろ決めたことでも有名ですが、実は12月25日をクリスマスと決めた会議でもあります。
ほら、なんだかおもしろいでしょう。
サンタクロースがクリスマスを決める会議に出ていたなんて。
聖ニコラオの帰天は341年。
遺体はイタリアのバリ市に安置され、現在も奇跡が続いています。
近年残された遺骨からCGによる顔の復元が行われましたが、がっしりとした男らしい顔立ちでした。
ネタ元の聖人伝は昭和13年発行でもう入手できないとおもいますので、かわりにこちらをご紹介。
やさしい文章で一日につきお一人の聖人を紹介しています。
よし、これだけ話が整理できれば、孫が出来てもしっかりウンチクたれることができるぞ。
皆様、よいクリスマスをお過ごしくださいませ。
がんばれ、自衛隊!~ゴジラは「有害動物」ですって [紙魚からきいたおはなし]
むかーしむかし、防衛省がまだ防衛庁だった頃、なんと、
「ゴジラが襲ってきたらどう対処したらよいのか」
という研究が行われていたのだそうです。
以下、12月21日配信の時事通信社の記事からの抜粋です。
「研究内容や結果についての説明を避けたが、同省筋によると、内局の運用担当者レベルで数年前に行った。
その結果、襲来したゴジラは動物とみなされ、ネズミやゴキブリが大量発生した場合と同様、自衛隊法83条に基づく災害派遣として自衛隊の出動は可能。
また、暴れるゴジラに対しては、「有害鳥獣駆除」の目的で、武器・弾薬の使用も可能との結論に達したという」
ゴジラはシカやクマどころか、ゴキブリレベルの扱いですよ。
先日のUFO問題で「ゴジラ対策も」って書いたけど、まさか本当にやってたとは・・・・。
こーんなおもしろい研究、どうして発表しないのかな。
これだけで私、防衛省応援しちゃいますよ。
まあ、世界のゴジラ・ファンからは総スカンをくうかもしれないけれど、世界中でゴジラに襲われるのは日本だけですもの。
こういうお遊び的な研究があったっていいじゃないですか。
ぜひぜひ、全容を公開していただきたいものです。
奥様、お聞きになりまして? [紙魚からきいたおはなし]
http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=mai&aid=20071218i503
上記の記事、ちょっとクリックしてご覧あそばせ。
笑っちゃいますでしょ。
なんていうか、とっても無粋なお話。
こういう存在って秘するが華というか、こう大袈裟に白黒つけたらおもしろくないというか。
サブカルチャーちっくなものをわざわざ公的証明を求めるなんて、はっきり言って野暮天のすることじゃございません?
それにしても日本政府の親切なこと。
きちんと閣議決定で公式見解を公表するなんて。
このところ意気消沈気味の現政権だけど、ちょっと見直しちゃったかもしれませんわ。
それにしても、どんな顔して閣議を行ったんですかしら。
「こんな質問書だすなよー。時間がもったいねーよー」
なんて声が聞こえてきそうですわ。
さて、次回はぜひ、「自衛隊には霊的防衛専門部隊は存在するのか」とか「ゴジラが出現したときの自衛隊の防衛体制は完璧か」なんて質問書を出していただきたいものですわ。
ああ、ひさしぶりで笑かしていただきました。
なんて本もありました。
かなしい事件がおきました [紙魚からきいたおはなし]
銃乱射事件がありました。
速報をみてびっくりしました。
あそこ、10年近く前ですが、若様と姫御前がスイミングに通っていたところです。
近くには交通公園や図書館、武道館などがあって、とても静かできれいな場所です。
同級生もたくさん通っていました。
マアカも行ってました。
安いし、親切だし。
当時は入り口を入ってすぐのところに、ベビールームがありました。
お母さん達は就学前の子供を預けられました。
安心して運動ができました。
東京のフィットネススタジオにも行ったけど、佐世保の時ほど親身になってもらえなかったのですぐにやめました。
もうインストラクターの方も社員の方も当時の方はいらっしゃらないと思うけど、それでも他人事ではありません。
いつも歩いていたあの場所。
いつも買い物していたあのお店。
こんな事件が起きるなんて・・・。
なくなられた方のご冥福をお祈りするとともに、怪我をされた方々の回復をお祈りいたします。
大砲使ってオーケストラ! [紙魚からきいたおはなし]
チャイコフスキーの「大序曲1812年」をご存じですか。
この曲の何がスゴイって、曲のクライマックスに「cannon」使用の指示があるんですよ。
「cannon」はキャノンでカノンではございません。
まあ、同じなんですけどね、意味は。
でも、日本語でカノンっていうとバッヘルベルのカノンが有名。
しかーし、この曲の場合のcannonは、そのものズバリ、「大砲」です。
そう、曲の間に何十発かの空砲を撃つんです。
あまりにすごいので、ホントにやったのは数少なく、ホールで演奏される場合は大太鼓で代用されます。
その「大序曲1812年」を、本物の大砲付きで演奏しちゃおうっていうコンサートが、今週末の土曜日に開かれるそうです。
場所は朝霞の陸上自衛隊駐屯地。
楽譜に忠実に陸自さん保有の大砲を使用して演奏されるんですって。
ちょっと前のトリビアだかで一度紹介されたんですよねー。
見たかったんだけど、聞きたかったんだけど、もう一度やってくれるなんて!
これは夕方のニュースはちゃんと押さえとかなくっちゃ。
NHKさん、録画中継・・・・は、してくれるわけないよねえ、さすがに。
うーん、行きたいけど、その日は高校生は授業があるし、次期様も用事があるし、ああっ、残念っ!
せめて見に行く方の為に、その日がお天気になるようてるてる坊主を作りましょう。
当日てんきになーあれ。
お気に召しましたらポチッとな
このコンサートは入場無料で午後1時から行われます。
詳しいことはこちら、 「陸上自衛隊広報センター」のサイトでご確認ください。
他にも「組曲・宇宙戦艦ヤマト」も演奏されるそうです。
ブラックタイガーのテーマが聞きたかった!
マイムの神様、逝く [紙魚からきいたおはなし]
http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=mai&aid=20070923i513
パントマイムのマルセル・マルソー氏が亡くなりました。
後にも先にも彼を超える人はいなかったと思います。
ウリナリの中で、ナンちゃんがフランスまで行ってアドバイスを受けた・・・ような記憶があります。
少しあいまい。
後ほど確認してまいります。
上品でやさしくて、エレガントという言葉が本当によく似合う。
享年84歳。
ご冥福をお祈りいたします。
お気に召しましたらポチッとな
さよなら、パパロッティさん [紙魚からきいたおはなし]
http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=mai&aid=20070906it04
世界三大テノール歌手の一人、ルチアーノ・パパロッティ氏が亡くなりました。
- アーティスト: パバロッティ(ルチアーノ), ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団, プッチーニ, メータ(ズービン), ロンドン・オペラ・コーラス, サザーランド(ジョーン), ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団, ヴェルディ, ボニング(リチャード), ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団, マジエラ(レオーネ)
- 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
- 発売日: 1997/11/06
- メディア: CD
「キング・オブ・ハイC」の異名をとったその声は、間違いなく神様からの贈り物。
ハンカチを握りしめて唄う姿は、絹糸のような声から想像もつかない巨体。
でも、明るくにこやかな姿は、こちらも楽しくなってしまうほど。
「オ・ソレ・ミオ」と「誰も寝てはならぬ」は、この方以外だれが歌うんだってくらい。
若様が一歳半くらいの時だったかな。
テレビでパバロッティの歌を聞きました。
じっと聞き入っていた若様は、その後「桃太郎」を歌おうとしたママの口を押さえて黙らせました。
こんな小さい子にもきれいな声がわかるんだってびっくりしたものです。
享年71歳。
ご冥福をお祈りいたします。
すぐ言えた人、えらーい。
『昴』再開! [紙魚からきいたおはなし]
ずーっとお休みだった「昴」がついに再開されることになりました。
・・・と、「ビッグコミックスピリッツ」に小さく小さく書かれておりました。
バレエ漫画っていうと、女の子向け。
でもこれは青年誌掲載ということで、連載当初から欠かさず読んでました。
絵柄がね、迫力です。
だってバレエ漫画っていうと・・・あ、「アラベスク」がないや、ではこちら。
とか、
というのもありましたっけ。
も有名ですね。あー、谷ゆきこがみつからない。
・・・とにかく、絢爛豪華で美しく星やら花やら飛び交うのが主流のなかで、いきなりビール缶は飛び交うはおかまのダンサーはでるはと驚かせてくれていたので、毎回毎回楽しみで。
もちろん青年誌なんて買えないので立ち読みです。コンビニさん、ありがとう。
自己破滅的なヒロインのその後をきにしつつつ、ずーっとずーっと再開されないので、半ばあきらめて居たところでの再開。
嬉しいー。
世界的バレリーナはどうしてるだろう。
コンプレックスに悩まされ続けた幼なじみは元気かな。
ヒロインに目をつけてた振り付け師たちは?
娘完全否定の母親は?
早く再開しないかな。
楽しみですっ!
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ハリー・ポッターの最終刊・・・は明日 [紙魚からきいたおはなし]
Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK) Adult Edition
- 作者: J.K. Rowling
- 出版社/メーカー: Bloomsbury Publishing PLC
- 発売日: 2007/07/21
- メディア: ハードカバー
マアカ、ハリポタは好きじゃない。
なんでかわからないけど、しっくりこない。
でも、次期様がはまっててねえ。
興味のあるものは興味のあるうちに浴びるほど与える主義なので、我が家のスチール本棚の一角を選挙してハリポタが並んでます。
でも、定価じゃ絶対買わないです。
全部オフとかフリマで手に入れました。
そして、オフで手に入れたのがコレ。
ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
- 作者: J. K. ローリング, J. K. Rowling
- 出版社/メーカー: 静山社
- 発売日: 2006/05/17
- メディア: 単行本
なんと、これで500円。
ハードカバーどれでも2冊で1000円セールだったんですよ。
新人とおぼしき店員さん、2冊でビニ本になってたので1冊とカウントし、もう一冊合わせて1000円。
・・・・いーのかー、ほんとに。
でも、お店の人の判断は尊重しなくちゃね。
ベテランさんが来る前にとっとと会計して退散しました。
冒頭に取り上げたのは明日発売の最新刊。
ニューヨークタイムズさん、書評の形でばらしちゃったんですってね。
ネットにもいろいろと流れてますね。
おもしろいので収集しておいて、後で比較しようなんて悪趣味なことも考えてます。
今日はウン十ウン歳の誕生日だったりする。
誰も思い出してくれないね。
マアカも今まで忘れてた。
ちょっと古いけど、解説本として面白かったのはこちらです。
最終巻も出ることだし、第2弾でるといいな。