PBMってなんですか [ザッツ・エンターテイメント]
マアカのプロフィールに元PBMマスターと書いたところ、タイトルのようなご質問を何人かの方からいただきました。
PBMとは「プレイ・バイ・メール」。手紙を使ったロールプレイングゲームです。
「ドラクエ」や「FF」では「戦う」などのコマンドを入力しますが、それを自分の言葉で行います。
流れとしては、
1・元になる世界が提示され、規格にしたがってキャラクターを作成する。
2・予め準備されたシナリオの中から、自分のキャラクターが活躍するシナリオを選ぶ。
3・小説形態のシナリオが送られてくる。
4・いくつかの選択肢の中から、キャラクターの行動を選び、さらにその選択肢の中でどのように行動するかを文章にして送り返す。
5・受け取ったマスターは、能力、性格、状況などからその結果を小説の形にします。
6・そして4に戻ります。
実際には一つのシナリオに100人前後が集まるので、自分がしたいことや個人的なこと、彼女をつくるとかができないことのほうが多いです。
同じ行動でも自分よりうまいアクションや経験値が上がったりすると、別のキャラが活躍しちゃったりします。
一つのシナリオの中で活躍するのは難しいです。
でも、同じシナリオの人と連絡を取り合ったり、実際に会ってみたり、同人誌を作ってみたり、とても楽しいんですよ。
マアカがマスターをしていたころは、まだ携帯もパソ通もなかったので、全部郵政メールでのやりとりでした。
だから締め切り前に必死で手紙書いたりして、結構スリリングで面白かったです。
今では廃れてしまったのかな。あまり話を聞かなくなったけど。
もしかしたら別の形で存続しているかもしれませんね。
そんなPBNから発展した物語を紹介しておきます。
コメント 0