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九月姫とウグイス [読書]

九月姫とウグイス

九月姫とウグイス

  • 作者: 武井 武雄, William Somerset Maugham, サマセット モーム
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1954/12
  • メディア: -


小さい頃大好きだった絵本です。サマセット・モームが作者だったんですね。知らなかった。
好きだった割にお話はうろ覚えです。

確か・・・王様にもらったオウムだかインコだかが死んで哀しんでいた九月姫のところに、森からきれいな声でなくウグイスがやってきて友達になります。とてもきれいな声でなくウグイスですが、意地悪なおねえさんたちが「あなたのウグイスなのに、なんでかごの中にいないの」と言ったために九月姫にカゴに閉じこめられてしまいます。
外に出られなくて元気をなくして死にかけていたウグイスに、九月姫は泣きながらあやまります。
「あなたが大好きだから私だけのものにしておきたかった。でも、あなたが大好きだから、あなたのすきなようにさせてあげましょう」
そしてウグイスは自由空を飛んで、好きなときに九月姫のところにきて唄うようになりました。だから九月姫の部屋の窓はいつも開いているのです。

イラストがとても印象的です。はんなり・・・っていうんでしょうか。上品でおっとりしていて、いかにも知らない国のお姫様っていう渋い色合いのやさしい絵でした。ああいう感じの絵本って、今出版されているモノの中にはありませんね。どんな人が描いたんでしょう。

大切にしていたのに、いつのまにかなくなっちゃった。また「ビーラビッツ」へ行ってさがしてこなくっちゃ。

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コメント 2

Suica

はじめまして。何故か流れ着きましたのでご縁と思い、コメントさせて
頂きます。
「姫」、つながりということで、「姫御前」、の足サイズが羨ましく感じました。
私は169㎝の30台後半のサラリーマンですが、足サイズが革靴でなんと24㎝です。
結構今は女性の25cm~26㎝以上も多いようですね。
私には中2の姪がおります。
姪は身長171㎝で足サイズが26.5㎝です。
小6の春には足サイズを抜かれてしまい、今ではおちょくられています。
足サイズ比較もためらいもなくやってくれ、足裏をあわせた時はまるで
私が子供の気分です。。彼女、バスケやってるんでもし喧嘩などしたら
私に勝ち目はなさそうです。
by Suica (2006-10-22 19:44) 

マアカ

Suica様>
ようこそいらせられませ。私も足が大きいと思っていましたが、娘にはまけました。悔しいので「大は小をかねる」と時々服や靴を借りています。
バスケですか。背が高いと勧誘されますよね。娘もボールを顔面で受ける特技がなければ・・・と言われたようです。お目汚しの文ばかりですが、どうぞまたお寄り下さいね。お待ちしております。
by マアカ (2006-10-22 20:52) 

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