クリスマスはこれできまり! [読書]
サンタクロースの存在を疑いかかっているジュリアンに、二つの贈り物が届きました。一つはジュリアンがお願いしたもの。でももう一つは?
「サンタさんの袋から落ちた物じゃないかな。だとしたらサンタさんのおとしものだから、ジュリアン、おまえのものになるのは落とし主が現れなかった一年と一日後だよ」
お父さんはそういいましたが、中身はなに? ジュリアンは一年と一日後にどうするの?
待降節がやってきました。クリスマスの準備が始まります。
それは飾り付けでもプレゼントでもなく、心の準備。
なーんて子供が考えるわけもなく、マアカさんちはクリスマス・クリスチャンしてます。普段あんまり真面目に教会いかないもんで。
マアカさんちではサンタさんが来るのは小学校の間だけ。中学生になったら親からのプレゼントになります。上二人はもうサンタさんの正体を知ってるみたいだけど、殿が中学生になるまでは話題にさせません。楽しみは共有しなくちゃね。
サンタさん物と言ったら有名な「サンタクロースっているんでしょうか」ですね。
でもあまりに教育的でちょっとっていう方にはこちらがおすすめ。
映画「ロード・オブ・ザ・リング」で有名なトールキンが、自分の子供のために書いた物です。それも毎年一通づつ、子供達にあてて。
なんて幸せな子供達! 毎年毎年サンタさんから直筆のイラスト入りの手紙をもらっていたんですよ。きっと楽しみにしていたんでしょうね。いいなあ。
愛情のかたまりみたいな作品です。
一日一通づつ読んであげています。殿、聞いちゃいないけど。
新しいものは真っ赤な表紙ですが、古い版の緑色に「2年分のオーロラに照らされた北極柱(ノース・ポール)」のほうが好みです。
追記:「もっとも有名な架空人物」からサンタさんが削除されたそうです。えらいぞ!
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