SSブログ

こんな家族だっている~ある意味複雑・・・ [殿のおはなし]

殿の障害者手帳の申請に行って参りました。
それにしても、遠い~。
遠いんですよ、場所が!
電車とバスと何度も乗り換えなきゃたどり着かない!
これが面倒で、面倒で。
昨日の記事に「覚悟を決めた」って書きましたが、実はこれ、「出かける覚悟」を決めたって意味なんです。
「障害者手帳を取る覚悟」を決めたって意味じゃないんでした。
誤解させてしまってごめんなさい。

次期様に言われました。
「テレビやマンガのお母さんたちは、子供が障害者だって分かったら、しゃがみこんで大泣きするよね。
お母様はどうして泣かないの?」
返事に困りました。
「あれはね、見てる人たちに親のショックをわかってもらうためにやってるんで、全員が全員、ああいうふうに号泣するわけじゃないからね。みんな一人で静かに泣くのよ」
「ふーん、お母様も泣いたんだ」
「・・・・・泣かなかった」
若様が1歳までに5回死にかけましたので、基本は
「生きてるから、いっかあ」
です。
「困ってること、直してほしいこと、悩んでることはありますか」
よく聞かれるんですが、答えはひとつ。
「わかりません・・・」
いろいろあることはありますが、なんとかなってるもんですから、悩んで悩んでってことはないんです。
一番近い感覚って言えば、
「ウチの子、幼稚園でいたずらばっかりするの。こまったわ」
くらい?
「いいのよ、無理しなくても。一人でいろいろ抱えているのは辛いでしょう。悩みがあったら聞かせて。チカラになるわ」
って言ってくださる方もいらっしゃるんですが、無理もしてませんし、一人で耐えてるわけでもありませんので・・・。
そう言ってくださるのはとってもありがたいのですが、なにしろ、ホラ、マアカだから。
ああ、こんなだから、
「本当のお母さんですか?」
なんて言われちゃうんでしょうね。
こんなマアカ家ですから、子供の将来を悲観して・・・なんてぜーったいありえませんから。
もし一家で不審死なんてことがあったら、間違いなく殺人事件です。

で、問題の障害者手帳の取得です。
近頃は申請する人が増えて、中にはギリギリ資格に満たない人もいるそうです。
が、殿は言われました。
「余裕で取得出来ると思います。安心してください」
うーん。
取りたくても取れない人もいるのですから、ここは喜ばなきゃいけないんでしょう。
が、なんとなく複雑。
でも、これで政府から保護してもらえるんですから、喜ぶところなんでしょうね。
もちろん、取ったらそれっきりってことはなくて、18歳になったときに、もう一回判定してもらって、普通に生活できるようであればレベルを変えたり、手帳を返還したりすることもできるそうです。
後12年なんだけど、その時、殿はなにしてるかな。
笑顔で元気で、明るく生きていける世界でありますように。
と、願う横で、殿は明るく長ネギかじってますがな。
あ~、口が臭い。(- -;

えー、今回はこんな内容ですので、コメントやTB等は遠慮させていただます。
ごめんなさい。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

nice!の受付は締め切りました

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。