「いるいるおばけがすんでいる」
センダックの絵本です。「いるいるおばけがすんでいる」
でもこのタイトルではまず見つかりません。
今は「かいじゅうたちのいるところ」にかわっています。
どこが違うかというと、絵はそのまま同じですが、訳が全然違うんですよ。
以前のものはどちらかというと意訳で、唄うようにリズミカルな読み聞かせができます。
「ざんぶりこっこがいっしゅうかん
ざんぶりこっこがいちねんかん
おふねはやっとつきました」
こんなかんじです。
今のものはより原文に近いかたちになっていますね。
たとえばマックスが島を離れて帰ろうとしたとき、古い訳では「行ってしまうんならたべちゃうぞ」で、新しい訳では「たべちゃいたいくらい好きなんだよ」になっています。
どちらがいいかはわかりませんが、マアカは小さい頃この訳で読み聞かせをしてもらったので、新しい訳だとどうしてものれません。
全然違う本をよんでいるようで、結局上の子たちには読んであげませんでした。
さて三鷹に絵本を専門で扱う古本屋さんがあります。
先日そちらにうかがったら、ありましたよー、古い版が!
残念ながら売り物ではなかったので、厚かましくも文章だけ書き写させていただけないかとお願いしたところ、どうぞどうぞと快く許してくださいました。
今は新しく買った絵本にこちらの文を貼り付けて読んでいます。
やっぱり懐かしいものが近くにあるのはいいですね。
次は「かえるのごほうび」の探索に出かけます。
こんにちは。訳が手に入っていいですね。
私もこの本探しているんです。ぜひ読んでみたいです。
by アケミ (2007-02-17 01:17)
アケミ さま>
ネットオークションですと、数千円から一万円するそうです。
残念ながらそこまでお金をかける気にはなれなくて・・・。
全文ご紹介できればよいのですが、著作権を考えるとで実行できません。
アケミさんも早くみつけられますように。
by マアカ (2007-02-17 16:05)