「となりのせきのますだくん」
我が家で一番人気の絵本です。
以前ジブリが山田君をアニメにするときいたとき、これと読み間違えました。全然違うのにね。
気が弱くてこわがりで偏食で引っ込み思案のミホちゃんは、小学校でますだくんの隣の席になりました。
このますだくんが絵に描いたような乱暴者で、たしざんができないと笑うし、運動できないと笑うし、給食残すと言いつけるし。きょう、あたし、ますだくんにぶたれるんだ。
・・・やだな。
この「やだな」がいいんですよ。小学校のとき学校に行きたくなかった日って、そう、こんな感じ。
世界中がモノクロになって見えて、今日は学校へいけないきがする。
「さぼっちゃいたい」んじゃなくて「いけないきがする」ってところが1年生なんです。
マンガのようにコマだけのページがあったりして、読み聞かせするのが難しいので、絵本としては今ひとつっていう人もいます。
でも「・・・やだな」のページだけで全て許されるような気がします。
で、このできごとをますだくんサイドからみたのが「ますだくんの1ねんせい日記」。こちらは前編マンガ仕立てです。
ぜひセットでお読み下さい。「となりのせき」「1ねんせい日記」の順にね。
それにしても、ますだくんってホントにいい子だわあ。
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