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一度は乗りたい豪華客船 [読書]

思いきって世界一周 夫婦ふたりでクルージング―夫の航海日誌と妻のエッセイ

思いきって世界一周 夫婦ふたりでクルージング―夫の航海日誌と妻のエッセイ

  • 作者: 萩原 高, 萩原 けい子
  • 出版社/メーカー: あいであらいふ
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 単行本


今回の目隠し図書館は旅行のコーナーでした。そして最初に触ったのがこの本。

旅のあいだお知り合いの為にエッセイを書いてホームページにアップしておられたご主人は、帰国後に奥様もエッセイを書いていらしたことを知りました。そしてお互いの作品を一冊にまとめて、世界一周船の旅として出版されました。

同じ日、同じ時間、同じ体験をしても、ご夫婦でこうも感じ方が違うものかと感心しました。
100日間の長旅ですし、人生経験をつんでおられる方ですから、若いライターさんのような大袈裟な表現はありませんが、ご主人の視点と奥様の視点、どちらからも新しいものに触れている喜びと楽しみが溢れだしています。
お互いの体調を気遣ったり、感想を言い合ったり、別の趣味を楽しくだり。
長い子育ての後の第二の人生で、濡れ落ち葉になったり落ち葉拾いしたりして、夫婦仲が険悪になっていくという話もよく聞きますが、船の中という日常とかけ離れた生活で、改めてお互いの趣味や好みを確認しあうと、残りの人生も過ごしやすいかも。
それに、60過ぎてからこんなふうに二人で手をつないで、外国の街を散歩したり観光したりするのってすごく素敵。
いいなあ。憧れちゃいますね。
今はまだ子育てが終わらないし、手のかかる殿がいるからとても無理。どこかいくにしても、子供達の楽しみ優先に考えてしまうし。二人だけで旅行なんてあんまり考えられないです。
でもあと20年くらいしたら、夫婦二人でワールドクルーズに出てみたい。
海の真ん中で朝日と夕日がみたい。イルカとかクジラとか氷山とかみたい。
当分のあいだマアカの貸出資料はクルーズ系になりそうです。

あー、ブログの最終行にその日読んだ本とか書いておいたら記録になりますかね。
でも読書傾向笑われるかも。本当に無節操だから。


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コメント 4

萩原高

拙作をお読み下さり、有り難う御座いました。マアカ様。重くて大きくてと友人達からさんざんからかわれてしまいましたが、二回目の06年乗船時には、初めての海外旅行、初めての夫婦旅行をこの本で決意したというご夫妻が3組いらっしゃいまして、とても感激いたしました。お体が悪いかた ペットのために家を空けられないかたが、この本を1日ずつ読まれて、疑似体験されているというも知らされました。年金生活ですから、普段は倹約しています。いつかお乗りになることを祈念いたします。
by 萩原高 (2007-04-16 00:42) 

マアカ

萩原高 様>
大好きな本の作者の方からのコメント、感激です。
実はその後図書館で2度借り出し、もう一度借りようかなと思ったところで入手しました。自分のものにしてゆっくり読みたかったんです。
おこしくださって、ありがとうございます。
どうぞ3回目の世界一周にいかれるくらいお元気でいらしてくださいね。
本当にありがとうございました。
by マアカ (2007-04-16 06:36) 

萩原高

マアカさん、再び。
確かに06年、2度目のクルーズに出ましたが、その経緯は、二回目の航海日誌冒頭に書きました。思いがけないことからでした。
食事の管理が出来て、旅が出来るというのは、にっぽん丸だけなのですよ。他の船と比べても、一番積極的に、面倒な「減塩食」を提供してくださるのです。
で、翌年は、縦に下りました。これも、航海日誌をアップしてあります。

二回目の航海日誌は、にっぽん丸が世界一周クルーズに出航した今年の日程に同調して書いていくはずでしたが、雑用に追われ、いまは、ロードス島で停まっています(笑)

 本物は、現在、大西洋をよこg要り、NYを離れたところです。これは、MOPAS(商船三井客船)のHPで同時進行して書かれていますので是非、読んでみてください。もちろん、飛鳥も日本郵船のHPで同時進行の船上から発信しています航海日記が読めます。

私は、ゆっくりと、ミコノスからマルタ島に書き進めていきますから、またお読みください。

また、「男の隠れ家オンライン」では、クルーズ全般に関して12本書いております。

by 萩原高 (2008-06-11 00:00) 

マアカ

萩原高様>
おひさしぶりです。
この春ニュース番組で「世界一周・すこしだけ」という特集を見まして、「客船」に乗りたい病が再発しました。
横浜の日本郵船博物館の「客船の食事」の展示物を見に行ったり。
自分ではいい年だと思っているのですが、夫に言わせると世界一周の船に乗るには「まだまだ人生の深みと品格が足らない」そうです。
そういう夫は仕事とはいえ太平洋往復を数回経験しています。
海の上での話を聞くと、羨ましくて後ろから蹴倒してやろうかと思います。やりませんけど。
せめて国内クルーズに参加できるよう、10年計画で貯金することにしました。
「男の隠れ家オンライン」拝見させていただいてます。
地中海から旅、楽しみにしていますね。
お越しくださって、本当にありがとうございます。

by マアカ (2008-06-11 07:04) 

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