「牧場物語」～実は重労働

０．６キロ（変わらずー）

牧場物語 ～ハーベストムーン for ガール

• 出版社/メーカー: ビクター インタラクティブ ソフトウエア
• 発売日: 2000/12/07
• メディア: ビデオゲーム

大好きだった「牧場物語」シリーズです。男の子ばっかり主人公でずるい！　だったので出来た作品ですが、基本的に元の「ハーベストムーン」」と同じ。
違うのは主人公が街の住人と結婚するとゲームオーバーなことです。
それゃね、牧場で馬かって犬かって鶏かって羊かって牛かってたらすごーく大変なので、結婚でおしまいにしておいたほうが楽なのはわかってるんです。
男の子だったら、そのあとバリバリ仕事して家族を養って幸せに暮らしましたで済みますけどね。
女の子だと、ホラ、子供産まなきゃいけないし、いろいろでしょ？
家事分担なんてそんなばっちり出来るわけ無いし、大体今まで家事をしたことのない男の人に、いきなり炊事洗濯はまかせられない。やり方教えているウチに、結局「じゃあ私が」ってことになるわけだし。
そうなると家庭内不和に発展するでしょうし、子供が出来れば無理が利かない部分の牧場経営は旦那様がやることになるか、もしくは別の男性を雇うことになって、またまた問題が起きそう。
・・・そこまで表現する勇気はゲームスタッフないだろうなあ。
だから、このゲームでは恋愛は無視してひたすら牧場経営してました。
もちろん恋愛イベントがあるからいろいろと楽しみましたけど、どうも街のお嬢さんたちを不幸にしておしまいだったような気がする。結婚申し込まれたら全部断ってたし。最低な女。
でもこのゲームの好きだったのは、ひたすら農作業に打ち込めるところだったのですよ。
朝起きたら餌やって牛と羊にブラシかけて、ミルクしぼってタマゴ回収して畑に水まいて収穫して草かって馬乗って鉱山に行って・・・。
気分がはれない時は半日ボーッと農作業にいそしんでました。心が和みました。
水まいたときのポワッとした土の色とか、収穫したときのポンポンとかドンドンとかいう音、ブラシをかけてあげたときの牛さんの嬉しそうな笑顔。お手伝いのコロボックルさんありがとー。よおっし、がんばろっとって気になってました。そこに恋愛なんて入ってこなくてええわ。
スーファミ版も好きでした。GB版はやってません。ポケステはあったけど、チョコボに使ってたからコロボックルと遊べませんでした。もう一個買えばよかった。
PS2版の「ハートに火をつけて」ですが、全然萌えなかったですね。変に３Dがリアルで、出会いイベントに重きをなしてしまったので、心おきなく農作業に没頭できませんでした。
それと並行して視力ががた落ちしてしまい、さらに殿にゲーム機全部ブッ壊されるという事故までおこり、以来ゲームは余命半年になるまで封印とあいなりました。
というわけで、「牧場物語。ハーベストムーン」は余命半年リストの２番目にあります。
なにかのおりにはちゃんと告知して、やりたいゲーム一式ちゃんとプレゼントするように。
きこえたー？　親族一同！