撃退！～家庭教師の売り込み電話

子供が四人もいると、季節の節目節目でかかってくるのが「家庭教師いかがですかあ」のお電話です。
地方にいた頃は全然だったのに、帝都に超してきてからは多いときで一日５回。
一番多いパターンが
「もしもし、ボクは有名大学（けっこう難関大学のことがおおい）のナントカです」
「今家庭教師のバイトを捜してるんです」
「受験に向けて大変だと思うんで、お手伝いがしたいんです」
３回かかって２回はこれですね。マニュアル読んでるのがバレバレ。
つーかー、有名大学の学生が自分を「ボク」なんて言うか～。若様だって中一の時にはもう「わたし」「わたくし」だったぞ。と、まず軽くツッコミ。
受験のお手伝いってどんなお手伝いかなー。
「内申アップのために試験の点をあと１０点あげましょう」
たった１０点！　現在４点の子はそれじゃあ内申アップなんて無理。具体的に８０点後半とか９０点台とか出さないと。
こういうマニュアル坊やには
「現在９教科合計８５０点です。必要ありません」「素内申４３ですが、これ以上あげていただけるんですか」
とか言えば黙ります。実際にその点数である必要はありません。もしこっちの点数を知っていたら・・・絶対どこかおかしい。そういうとき根ほり葉ほりカマかけて、情報の出所を聞き出しましょう。
たまーに思い出話とかから家庭教師の必要性をといて長期戦に持ち込むテクニシャンもいますが、そういう坊やには
「あ、誰か来たみたい。ごめんなさい」
で対応しましょう。
大抵の勧誘電話には
「どちら様ですが」「どういったご用件ですか」
に続き、
「私ではちょっと・・・」「主人にお断りするよう言われてます」「必要ありません」
で一方的に切っちゃいますが。
一度ひどくだらしなくてやる気のない勧誘があったので、
「まずマニュアルを読んで練習してからおかけなおしください。今の応対の仕方ではどこからもお断りされますよ」
って言ってあげたことがあります。
「あ、わかりましたー。ありがとーございますー」
と言われましたが二度とかかってこなかったなー。残念。
前の電話が壊れたのでナンバーディスプレイの非通知お断りにしたら、勧誘電話ってほとんどかかってこなくなりました。
それもある意味つまらない。自分のナンバーあかして堂々とかけてくる勇気のある坊やはいないのかー。
なかにはちゃんとした電話もありましたので、その一例もあげておきます。
「はじめまして。突然お電話差し上げます。家庭教師のアルバイトをさがしているのですが、今、お時間よろしいでしょうか」
「ナントカ大学ナントカ学部ナン年のナントカと申します。専攻はこれこれで得意科目はコレコレです。今まで何年生を中心に教えていました。時間はこれくらいで時給はこのくらいなんですが、いかがでしょうか」
「ご縁がなくて残念です。受験がんばってくださいとお子さんにお伝えください。失礼いたします」
これくらいバッチリ最後まで決めてくれれば、あそこなら大丈夫だねー、何かあったら頼もうかナーとかいう気になるんですよ。
お金ないから頼まないけど。
そもそも個室がないから頼めないけど。

コメント 2

私も高校生の頃、その類いの電話は自分で
「優秀ですから必要ありません」といって断っていました（笑）
ええ、勿論本当に優秀だったわけではなく、
大学も狙いすぎて全部滑りましたが（爆）
全く後悔はしておりません♪♪
by *藤紫* (2006-12-18 00:18) 

藤紫様＞
フフフ、「優秀です」って言われたら引き下がるしかないですものね。
なんで「では完璧をめざしましょう。重箱のスミつつきます」ってもう一押ししないんでしょうね。
我が家の子供達も全然後悔していませんワ。
by マアカ (2006-12-18 07:43)