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たとえそれが幻覚でも~かくも美しき兄妹愛 [若様のおはなし]

ついに小学校で学級閉鎖が出ました。
1年生で2クラス、インフルエンザです。
今日は夕方次期様を予防接種に連れて行こうと思います。
いっぺんは無理だから、順番に。
同じ高熱でも姫御前は40℃出てもけっこう平気。
でも若様は38℃超すと幻覚が見えてくるほう。
インフルエンザなんかにかかったら、脳症なのかタミフルの副作用なのか判別不可能。
そんな若様が小学校2年生、姫御前が年長さん、次期様が一歳半の頃。
なんと、「若様・水疱瘡~姫御前・水疱瘡~次期様・水疱瘡~若様・はしか~姫御前・はしか~次期様・はしか」という恐怖のウロボロス的感染を経験いたしました。
三人まとめて熱でウンウンいってるとき、忙しい大魔王様は「うつって仕事に穴あけられない」と敵前逃亡してたんだな。
で、若様がうなりながらワンワン泣きながらやってきて、
「お母様、姫御前が、姫御前がぁぁ」
「どうしたの? (ひきつけでもおこしたか!)」
「首が、首が、おかしいのぉ。見てあげてぇ」
引きずられてみた姫御前は特に問題なく熱だしていました。
「姫御前ちゃんの首の、どこが、おかしいのかな?」
「ほらほらぁ、首のところがあがったり下がったりしてるでしょ。変でしょ!」
(普通に呼吸しているたけみたいだけど・・・)
「ああやってね、伸びてってね、ろくろっ首になっちゃうんだよ。油なめるんだよ。早く止めてあげて。姫御前が妖怪になったらいやだよおぉぉ!」
そのとき若様の熱は39℃。
迷わず解熱剤を投入しました。当時タミフルなかったし。
この感染連鎖はその後、若様のおたふく風邪で集結しました。
二学期の通信簿の出欠欄は半分以上が出席停止になっていました。


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