「仮面舞踏会」の想い出 [読書]
オフではない古本屋さんで見つけました。
予算とあわないので買えなかったんですけど。
欲しかったなあ。
覚えてる人、いますか?
Masquerade: The Complete Book With the Answer Explained
- 作者: Kit Williams
- 出版社/メーカー: Workman Pub Co
- 発売日: 1983/09
- メディア: ペーパーバック
よかった。洋書の方で画像がありました。
今でこそ増えましたが、当時としてはかなり大きめの絵本でした。
めちゃくちゃ売れたんですって。
だって、この絵本そのものが「宝の地図」だったんですもの。
絵本を読んで推理して、答えに一番近かった人にイギリスまでの航空券をプレゼントしてくれるという趣旨だったと思います。
後は自分で探してねってことでしょうか。
友達が買ったので、一緒になって考えました。
でもよくわからなかった。
どうも聖書に関係しそうなかんじだったんですけどね。
「世界中の人を対象にしてるんだから、クリスチャンにしかわからないようなヒントであるはずがない」というのが友達の意見でした。
宝物、見つかったんでしょうか。
それともまだイギリスのどこかに埋まってるんでしょうか。
答え、わかった人いますか?
お気に召しましたらポチッとな
>宝物、見つかったんでしょうか。
確かカナリ早い段階で見つかったはずです。
ただし少し残念な形で。
絵本を読んでキチンと推理できた場合それはピンポイントな地点を示した解答になるよう問題が制作されていたわけです。
(だから“答えに一番近かった人に”ではなく“最初の正解者”が国外滞在者の場合はイギリスまでの航空券をプレゼントしてくれるという趣旨だったと思います。発掘の実感と発見の臨場感を味わえるように)
ところがイギリス国内の解答者がアタリのついた公園を端から穿り返しちゃったんです!
…で、首飾りは見つけられちゃった、と。
グレートなブリテンて位だから狭かぁないんで公園まで特定したなら仕方ないかなって気もするんですが作家および出版社は少々オカンムリな御様子だったとか。
その公園の何処かまでチャンと判るようなエレガントな問題を設定したのに~ってことでしょうね。
あれからコノ手の企画ききませんねー。
by おきざりスゥ。 (2007-08-28 12:13)
おきざりスゥ。 様>
えー、そんな見つかり方をしたんですか。
やだなあ。
めっちゃ反則ですよね。
でも懲りずにまた似た企画があるといいですね。
楽しかったですもの、考えるの。
by マアカ (2007-08-29 14:20)
当時の価格で5000万円だか1500万円だかの黄金のウサギでしたから多少インチキな方法でも手に入れたい人がいたのは仕方なかったでしょう。
悪い云い方をすれば人ひとり殺される額ですもの。
でも<仮面舞踏会>は絵本としてだけ見ても充分楽しめる綺麗な作品でしたし謎も挑戦し甲斐のあるもの。
実利面でのプラスが喪失したからと云って値打ちの下がるものではないのだから版を重ねてもいいのに。
↑でマアカサンが挙げているものは大型絵本でなくペーパーバックで解答と解説が巻末にあるようです。
(マアカサンの推測あたってますよ)
http://www.yk.rim.or.jp/~h_okuda/wwf/20020407_treasure.htm
でもそういうやり方でなく例えば正解の地点に
《おめでとう、ようこそ辿り着きました!
この場所こそが正解です。
宝物は既に発掘されてしまいましたが
謎を解いた名誉はアナタのもの。
その卓抜した推理力を称えます!
なお御覧の銘板は読み終わり次第
また元通り埋め戻しておいて下さることを願います》
というような文章を残しておくなら長く楽しめたのに。
ただ無粋な金の亡者が丹精した花壇から公園の敷石から穿り返して問題になったらしいので無理かもしれませんが。金が絡むと人は卑しいものです。
スゥ。はソコ↑のところだけ聞いて記憶していたので発掘の経緯については勘違いしていました。
真相はサラに嘆かわしかったのが残念。
http://en.wikipedia.org/wiki/Masquerade_%28book%29
さて作者は後に同趣向の絵本を出していたようです。
アンブローズという蜂の飼育師のお話。ただコレ本の題名がない!(それも謎解きの一環になので)
どうやって検索するのかしらん?
by おきざりスゥ。 (2007-08-30 13:21)
おきざりスゥ。 様>
英語は苦手なんですが・・・。
それにしても純粋に宝探しだけ楽しもうってどうして思わないんでしょうねえ。
もっともこれが駄菓子の引換券だったら誰も挑戦しないと思いますが。
夢がない・・・。
by マアカ (2007-08-30 17:35)