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いろいろありまして [おでかけ]

PC争奪戦に負けているあいだ、マアカらしくないおでかけもしました。

一人で悶々としていてもしょーがないので、思いきって書いちゃおう。

お友達(ゆうちゃんではない)に誘われて、行ってきました、ネズミ海。

なんか平日限定アラフィフのご婦人割引~っていうのをやってたんですよね。
マアカの記憶が確かなら、最後にネズミ~王国に行ったのは一回り昔。
もちろんネズミ海は初めてです。

悲劇は入場直後に起こりました。
お友達のケータイに音声着信。
「もしもし、あ、お義姉さん。え、今ネズミ海にいらっしゃるんですか。私もですよ」
通話を終えた友人が申し訳なさそうに、
「義姉が赤ちゃん連れて来てるそうなの。なんか手伝って欲しいみたいで、ごめんなさい、いい?」

嫌とは言えない。

そして、マアカは、一人になりました。

仕方がないので、一人でアトラクションをまわることに。
「ネズミ海は何度も来てるの。まかせてっ!」
っという言葉を信じて来たので下調べはなし。
とにかくアトラクション探さなきゃ。
地図を頼りに歩き回ること1時間。

・・・アトラクションにたどり着かない!

いやいやマアカの探し方が悪いに違いない。
もう一度地図をよーく見て・・・。

さらに一時間。
お宝探し風イベントを発見。
ああ、これなら大丈夫。
仲間と一緒にいろいろ探すのね。

「このアトラクションは地図を手がかりにクリアします。
1チームに一枚の地図をお渡しいたします」
その時5人。
マアカ以外は若いカップル。
キャストのお姉さんは最初のカップルに1枚の地図を、そしてマアカに地図を渡すとこう言いました。
「こちら、3名様で1チームになっていただきます!」

これ、何の拷問ですか?

隣のお嬢さんの顔をピクッと引きつるのをマアカは見逃しませんでした。
そして、お嬢さんに地図を渡し、
「お二人で回ってくださいね」
と、その場をあとにしたのでした。

その後さらに1時間経過。
さて、むやみに歩き回ってもしょうがない。
さすがのアホのマアカも気がつきました。
見上げると鉄道のようなものがある。
そして、そこに鉄道用のエレベーターもある。
マアカはそれに乗り込み  のボタンを押しました。
が、何故か扉が開きます。
かわいいお嬢さんがニッコリ微笑んでこう言いました。
「申し訳ありません。。このエレベーターでは鉄道には乗れません」

え?

「この上に乗り場があるんですよね?」
「はい、あります」
「乗り場に行けば鉄道に乗れるんですよね?」
「はい、お乗りいただけます」
「で、このエレベーターでは乗り場にいけないんですか?」
「乗り場にはいけます」
「乗り場に行けるのに、鉄道には乗れないんですか?」
「はい、乗れません」
「・・・私、足が悪いので出来ればこのエレベーターで乗り場に行きたいんですか」
「はい、お乗りいただけますが、鉄道には乗れません」
「つまり、私は、階段を上って乗り場まで行かなければいけない、そういうことですね?」
「はい、そのとおりです」

意味がわからないっ!

エレベーターの開ボタンを押したままのキャストのお嬢さんの笑顔に負けて、マアカは根性で階段上がりましたよ。

さて、マアカは地図は読めるんですが、あまりに簡略化されたイラストで どーしてもアトラクションにたどり着きません。
足は痛い。
お腹は空いた。
なのに、なーんにもしてない。
おみやげも買ってない。
イベントも見てない。
この時点で入場から4時間経過。
この日はとても暑い日で、水分はとれないし歩き回るし足は痛いし、頭がクラクラして道ばたに座り込んでしまいました。
しばらくしゃがみ込んでいたら、キャストのお姉さんが心配して声をかけてくれました。
マアカ、もう恥も外聞もなく、今までの状況を説明し、
「お願いですから出口を教えて下さい。そうしたらもう二度とこちらに来てご迷惑をおかけしたりしませんから」
と泣きつきました。
そうしたら、
「どうぞ、そんなことはおっしゃらないで下さい。一つでいいですからアトラクションを楽しんで下さい」
そして、すぐ近くのアトラクションを教えてくれました。
「ここでしたらすぐお楽しみいただけると思います。そのあとこのルートに進んでいただきますと、おみやげと海上パレードをお楽しみただけると思います。ご不快な思いをさせて申し訳ございません」

そのアトラクションは、本当に楽しかったです。
マアカが足を引きずっているのをみたキャストの方は、階段を通らなくてもいいルートをわざわざ案内してくれました。
終わった後も段差のないルートを出口まで連れて行ってくれました。
そして、これはキャストの方の名誉の為に書いておきますが、帰りの鉄道ではちゃんとエレベーターに案内してもらえました。

マアカねえ、もう、二度とネズミ海に行かないと思います。
子ども達や孫が誘ってくれたら行くかも。
でも、自分から行くことは多分ありません。

いやな思いをしたからではなくて、後半親切にしてくれたキャストの皆さんとの出会いを大切にしたいから。
もう一度あの疲れる体験をしたら、きっとネズミ海がきらいになっちゃうと思うんですよ。
だから、自分からは行きたくないです。

子ども達にその日のことを話したら、大笑いされました。

「ネズミ海に一人で行くなんて、ぜーったいしちゃダメ。
今度はネズミ~王国にしておいたら?」

ネズミ~海はアレだったけど、ネズミ~王国なら行ってもいいかな?

心残りは、あのやさしいキャストのお嬢さんに「ありがとう」が言えなかったこと。
名札でお名前を確認すればよかった。

「あなたのおかげで最後にいい思いをさせていただきました。
本当にありがとうございます」

孫と来る頃にはいい思い出になっていることでしょう。




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izunosuke

お疲れさまでした~
足大丈夫ですか?
なんだかその状況想像するだけで冷汗出てくる。

私もイラストの地図苦手です。
だから遊園地のたぐいは一人では絶対に行かない。
来年ノンを初めて連れて行こうかと思ってるんですよ。
カーズ好きなので。

でもアトラクションには一切興味のない我が家。
ショートパレード目当てです。

ともあれお大事に。
足いたわってくださいね。
by izunosuke (2012-10-29 23:30) 

マアカ

izunosuke様>

ありがとうございます。
大分楽になりましたが、10日ほどは足を引きずりながら歩いていました。
いいことが最後にあったので、それでよしとしようと思います。
海上パレードはすてきでしたよ。


by マアカ (2012-11-01 12:57) 

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