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セクハラ幼児一直線! [殿のおはなし]

先日、とある交差点で信号待ちをしていたときのことです。 お隣にいたお姉さんがトントンとマアカの肩をたたきました。
「あのお、申し訳ないんですけれど、とめていただけます?」
すまなそうにこちらを見るお姉さんの指の先には・・・。
殿がいました。
お姉さんの足にコアラよろしくしがみつき、高そうなストッキングについたラインストーンを指でホジホジホジホジ・・・。
あわてて引きはがして平身低頭謝りましたが、殿はなんで怒られているのかよく分かっていない様子。
「いいんですよ。でも歩き出したときに危ないから」
って笑って言ってくださったけど、本心は穴があいたらどうしよう・・・だったと思います。 まわりの人は顔をそらして必死で笑いをかみ殺していました。
マアカの近所は都会のど真ん中だけど、このようにやさしい人がいっぱいです。
それにしてもあのお姉さんの足はきれいでした。殿、見る目があるぞ。


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バソコン破壊のこと~数日のご無沙汰でした [殿のおはなし]

先週からブログの更新をしていませんでした。
その前から風邪気味で、悪化させたのかとご心配いただきましたが、実は、殿がとんでもないことをしてくれちゃってたのです。
・・・パソコンの線ぶったぎった。
狭いところがあったら入りたいと思うのは子供の特権ではあります。でもよりによってそんなところに入らなくてもって思う場所、ありますよね? 殿にとってそれはパソコン台のウラでした。
殿がそこに入り込んだ結果、パソコンの線が切れてアクセス出来ずにいたのです。マアカはバカだから、一人で修理ができません。で、大魔王様のご降臨となったわけですが、これがどうしても原因がわからない。線が余っているものの、対応する先っぽがない。パソコンは動かない。
こうなったら新しく買うしかない。ではその前に台の後ろを全部掃除しておこう。
そして、そこには、なんと、殿の一大秘密基地が形成されていたのです。

ここのところ殿のお気に入りの黄色いアヒルの人形(マアカのプロフィールの写真に写ってるやつです。名前は全員クワックワ)が数羽行方不明になっていました。捨てたわけではないし、どうしたのかなと不思議におもっていました。
大人は絶対入れないし、殿だって結構入ろうとしたら大変な場所なのに、殿ったらバスタオルやら絵本やらを持ち込んで、とても居心地のよい空間にかえていました。
そしてそこに、余った線の先っぽにあるべき部品が鎮座ましましておられました。アヒルのベッドになって。
すったもんだのすえに強制退去していただき、ウィルスチェックやらなんやらのすえ、遂先ほど復旧いたしました次第でございます。
もう、どうなるかと思った。本当に、ねえ。子供ってなにするかわからない。
あまりな仕打ちに家族一同、
「この子本当に成長が遅れてるんだよね」
と確認しあいました。
ご心配くださった皆様、本当にお騒がせいたしました。またばりばり更新いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。


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発達障害と療育について [殿のおはなし]

ご近所さんから「療育ってなあに?」と聞かれました。「それってなにか特別なお受験塾?」とも。
特別な塾ではありますが「お受験」とは無関係です。全然正反対の方向にあるかも。
「療育」とは「教育」と「治療」を同時におこなうことによって、障害をもつ子供の自立と支援を促す活動をいうのだそうです。ちょっと分かりづらいな。
やってることは幼稚園や保育園と一緒です。でも出来ることがそれぞれ違うので、先生と一対一でやることもあります。
殿は言葉が遅いのですが、もともと他人に興味がないところがあります。ついでに兄弟とは年が離れ過ぎちゃって遊び相手にならない。それが言葉の遅れにつながってしまったらしいです。
らしいですというのは、殿の場合ちゃんと診断がついていないからです。
他のお友達は自閉症やダウン症、知的障害などはっきりしているのですが、殿の場合微妙に判断しづらいところにいるらしく、どういう状態であるかもわかっていません。なんだか分かれば大人も対処の方法が分かるから楽なんですが。先生方も試行錯誤しながら色々な関わり方を模索してくださっています
「殿はね、毎日新しい発見があるからとっても楽しいです」
楽しいはずないんです。
おしめは取れてないし、好き嫌いするし、人の言うこと聞いてないし。親だって思わずげんこつ作っちゃうことがあります。作るだけですけど。
なのにいつもニコニコと相手をしてくださる先生方に感謝の言葉もありません。
もしご自分のお子さんの発達が遅れていると思っているお母様がいらしたら、小児科の先生や保健婦さんにご相談されることをおすすめします。
きっと殿が通っているような公共の療育施設が近くにあるはずです。
「薬にならないこともあるけれど、毒にはならない」
習い事にないくような気持で通ってみてください。
きっといいことありますよ。

追伸:療育施設に通ったからと言って、全員が特別な学校に進むわけではありません。療育期間の途中で問題なしになるお子さんもいらっしゃいますし、その後普通に学校に通われる方もいらっしゃいます。なにはなくとも心配だったらまず相談。自分だけで悩んでちゃダメですよー。


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だだいま進化中 [殿のおはなし]

0.8キロ(カレー2杯食べました)

殿(4才と9日)の言葉が急激に増えてきています。
オウム返しを始めるようになって一ヶ月くらい。聞いた言葉を意味もなく繰り返すことのほうが多いのですが、たまーに大ヒットもでます。
胸とかお腹とか耳とか触るとき「かわいー」「だいっきー」(かわいい、大好き)と言います。「めぇ? めぇ?」と一応嫌がるのを分かってるような顔をして触ります。「めぇ」は転んだとき、ミルクのコップを倒したときにも出ますので、自分が失敗したときとかいけないことをしたときとかに言う言葉だという認識が出てきたのでしょうか。
あと「しつれい」を憶えたようですが、胸に触りながらいうと「すけべー」に聞こえます。ちょっとピッタリすぎてイヤかな。
あ、あと「ただいまー」と帰ってきた姫御前に「おかえり」と二度言いました。
昨日の療育では先生に「さよおなら」と二度繰り返しました。
もう一度言うかなと思ってトライさせたけど無理でした。
なんだか成長著しい殿です。
今まで隣で誰かが遊んでいようが、自分の使っていたオモチャをとろうが全然無関心だったのが、横取りされたら取り返そうとするようになりましたし、隣に座っている子にいけずされたら、こっそり手をつねろうとまでするようなりました。途中でとめましたけど。
普通の親御さんだったら、他の子に手をあげようとして悪い子って言うんでしょうけれど、殿みたいな子を持つ親にとっては、ものすごい大進歩で万歳して大喜びすることです。
他人に対して興味を持つ、自分(家族を含む)以外の存在に気づいて働きかけをしようとする、これはものすごい成長です。
今いろんなことを取り入れている最中で、殿の心と頭の中は、ものすごい速度で進化しているところです。このチャンスを逃さす、うまーくお手伝いしてあげられたらと思います。
でも疲れたのか昨日はお昼寝を5時間もしてしまいました。寝たのは夜中の2時。
親もねむーい。というか、起きてくれるかな。


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そこに山があるからだしぃ [殿のおはなし]

殿は生まれながらのヤマノボラー。
2歳半をすぎたあたりから登る、登る、登る。
母登りはもちろん、ちょっとした足がかりがあれば、タンスだろうが本棚だろうが登る。
で、そろそろ登れるものが尽きたかなと思った昨日。ついにやってくれました。

トイレから出たら殿の姿が見あたらない。あれーと思って部屋の中を見てみると、背後でなにやらドスンドスンといい音がする。
恐る恐る振り返ると、キッチンのレンジ台、炊飯器や湯沸かしポットが乗っているそのてっぺんで、楽しく飛び跳ねている殿を発見!
だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
マアカんちのレンジ台は通販で買った廉価品。足下はキャスター付き。そんな物の上で飛び跳ねたら、何が起こるか考えたくもない。
早くおろさないと、いや大きな声を出すとかえって危ないとか聞いたことがあるし、なんてことが頭をよぎった1秒後、レンジ台がグラアっと前方に傾いたっ!
炊飯器の中には炊きたてのご飯、ポットの中には適温のお湯。殿、危機一髪!
と覚悟した瞬間、140センチのレンジ台から殿がピョーンとジャンプ!
巨石に追いかけられるインディ・ジョーンズより早くベランダまで逃げ去った。
その間にレンジ台は倒壊し、キッチンの床は熱湯の海。
えっと、怪我しなかったよね。ヤケドもしてないよね。ここは怒るとこかな。いや、怪我しなかったことを喜ぶべきかしら、と呆然とする母に向かって殿が一言。
「あきらめて」
・・・今、なんて言った? 
「おはよう」も「ありがとう」も「ごめんなさい」も「おかあさん」も言えない殿から久しぶりに出たのが「あきらめて」・・・ですかあ?
もっと感動的な言葉を期待していたのに、「あきらめて」はないでしょう、「あきらめて」は。
確かに一番適切な言葉かもしれないけど。殿が言葉を発したんだから、大喜びしなくちゃいけないシーンなんだけど。
取りあえずお湯を片づけたところで母脱力。後かたづけは一時中断して、下校した次期様に殿を託し、夕飯の買い物をして戻ったら、あら不思議、いつのまにか現状復帰してる。
「・・・おかえり。・・・かたづけといた」
怖い顔した大魔王様がご帰宅してました。
説明したら許してくれたけど、子供だけの家に強盗でも入ったのかとびっくりしたんだぞーっと厳重注意されました。
そのあとで殿の発言に乾杯しましたけどね。
とにかく、これでもうレンジ台には登らないよね。残るは水屋だけだけど、さあ、いつ登るのかな。
ベランダから落ちないようにだけは注意しておこう。


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だいしんぽ! [殿のおはなし]

すごいことがありました。
なんと! 殿が指示に従ってくれたんです!!!
今まで何を言ってもほとんど反応しなかった殿が、です。
東京電力の回し者と化して、家中の電気を消してまわっていた殿ですが、あまりに暗くて新聞も読めないので「殿、暗いから電気つけてくれる?」と言ったら、ターっと走ってパチンパチンとつけてくれました。
もしかしたらまぐれかもしれないなと思って、次に消されたときにもう一度お願い。そして「暗いのいやだから、消さないでね」と言ったら、15分たった今まで消しに行ってません。
あー苦節4年、やっと意志の疎通が出来る日がきました。
今日の進歩が後退にならないように、毎日の療育に励んでいきたいなと思います。
それにしても、「つけてくれてありがとう」って言ったときの殿の笑顔は最高に素敵でした。


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