お兄ちゃんのおみやげ [若様のおはなし]
若様が殿におみやげを買ってきてくれました。
どんな顔して「ＭＯＥ」のお店に男子高校生が入っていったのかな。
ちょっと笑えます。
大魔王様に手伝ってもらって写真アップしてみました。
タイトルは「忍び寄る影～“はらぺこあおむし”に襲われる若様」。
一緒にこちらも買ってきてくれましたよ。
- 作者: エリック カール
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1997/10
- メディア: 単行本
ちなみに若様の読んでいる本は「タッジーマッジー」。
玉砕！～若様のバレンタイデー [若様のおはなし]
さて、戦いすんだ翌日ですが、全国の殿方諸氏の戦果はいかがでしたでしょうか。
我が家は、姫御前がいくつかと、次期様が一個でした。
公立の推薦と私立の受験が終わったお友達が、「がんばれっ！」と手作りチョコクッキーを贈ってくれたんですね。姫御前大感激。
ホワイトデーにはもちろんお返しするそうですが、部活の男の子たちにも「翌チョコ」するそうです。
次期様は引っ越ししちゃったお隣のみっちゃんから、お友達経由でご当地限定チョコが届きました。
そのお友達からは「もう、もらった？」って朝からしつこく聞かれてたので、とても傷ついていたんだそうです。
で、放課後、その子が訪ねてきて、「もらった？」。
もらってないという次期様に「預かったの」って小さな箱を渡してくれました。
次期様も大感激。
手作りではなかったので、姫御前は
「みーっちゃん、しはん！ みーっちゃん、しはん！」
とはやし立てましたけれど、次期様の耳には入っちゃいません。
その場でお礼の手紙を書き上げて投函しに行きました。
さて、さぞかしたくさんもらうんだろうと思われた若様ですが、戦果はゼロ。
もうね、かわいそうで。
だって、前日根性でクッキーを作ってもってったんですよ。
まず、女の子から「おかえしするから、ちょうだいね」と言われた分。
そして、男の子から頼まれた偽装用。
あれだけ頑張って自分はもらえないっていうのも哀しい・・・。
可哀想だから、来月母が翌チョコします。
さて、来年はどーかなー。
たとえそれが幻覚でも～かくも美しき兄妹愛 [若様のおはなし]
ついに小学校で学級閉鎖が出ました。
１年生で２クラス、インフルエンザです。
今日は夕方次期様を予防接種に連れて行こうと思います。
いっぺんは無理だから、順番に。
同じ高熱でも姫御前は４０℃出てもけっこう平気。
でも若様は３８℃超すと幻覚が見えてくるほう。
インフルエンザなんかにかかったら、脳症なのかタミフルの副作用なのか判別不可能。
そんな若様が小学校２年生、姫御前が年長さん、次期様が一歳半の頃。
なんと、「若様・水疱瘡～姫御前・水疱瘡～次期様・水疱瘡～若様・はしか～姫御前・はしか～次期様・はしか」という恐怖のウロボロス的感染を経験いたしました。
三人まとめて熱でウンウンいってるとき、忙しい大魔王様は「うつって仕事に穴あけられない」と敵前逃亡してたんだな。
で、若様がうなりながらワンワン泣きながらやってきて、
「お母様、姫御前が、姫御前がぁぁ」
「どうしたの？ （ひきつけでもおこしたか！）」
「首が、首が、おかしいのぉ。見てあげてぇ」
引きずられてみた姫御前は特に問題なく熱だしていました。
「姫御前ちゃんの首の、どこが、おかしいのかな？」
「ほらほらぁ、首のところがあがったり下がったりしてるでしょ。変でしょ！」
（普通に呼吸しているたけみたいだけど・・・）
「ああやってね、伸びてってね、ろくろっ首になっちゃうんだよ。油なめるんだよ。早く止めてあげて。姫御前が妖怪になったらいやだよおぉぉ！」
そのとき若様の熱は３９℃。
迷わず解熱剤を投入しました。当時タミフルなかったし。
この感染連鎖はその後、若様のおたふく風邪で集結しました。
二学期の通信簿の出欠欄は半分以上が出席停止になっていました。
和の心～にはほど遠い [若様のおはなし]
多趣味な若様ですが、その中でも異色なのがお茶。
裏千家の初級のお免状をもっています。
中学入学時の部活オリエンテーションで一目惚れです。
バスケ部との兼部はむずかしいんじゃないかという家族の反対を押し切って入部しました。
当然男子部員一人を覚悟しての入部です。
ところが、入ってみたら、たった一人の部員でした。
別な意味で寂しかったようです。
だから入部と同時に部長に就任、２年生になるまで我が世の春を謳歌しておりました。
ところが、今度は顧問の先生が転勤になりまして、このままいくと廃部の危機が訪れました。
とりあえず春までは校長先生が暫定顧問に就任し、さらに新しく外部から講師の先生をお呼びしていただけることなったのですが・・・ここでまた大どんでん。
それまでの茶道部は「表」千家だったのです。講師の先生は「裏」千家。
ついでに若様が週末通っていたカルチャースクールは遠州流（男子参加可能がそのコースだけだったのです）だったので、頭の中で三種混合グールグル状態に。
２年生からは一年生の女子が大量入部し、独り占めしていた茶室もにぎやかになり、幸せな中学生時代を送ったようです。
前置きが長いですね。
そんなわけで若様は疲れてくるとお茶を点てます。
お小遣いで和菓子を買ってきて、一服するのが楽しいらしいです。
ただ一つ問題があるとすれば・・・うるさい。
お抹茶をいただくときの作法やらなんやらについての蘊蓄たれるのですが、それが長くてうっとおしい。
ちょっとは静かにいただけないのか。
先日あまりのうるささに大魔王様が切れました。
「あまり出しゃばったんで腹切らされた茶人がいたなあ、おい」
そんな若様は柔道部。新たに創設された茶道サークルにも出入りしております。
まあ、一生勉強できるもんね、お茶って。
生涯の趣味を早々見つけた若様は、ある意味幸せ者かも。
織部焼きの祖を取り上げたのがこの漫画。大評判ではありませんが、静かに人気です。
- 作者: 山田 芳裕
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/12/22
- メディア: コミック
紅白肉襦袢事件について～若者の主張 [若様のおはなし]
「自分のブログにも書くけれど、僕の意見も書いといて」
と若様からのお願いがありましたので、一部省略翻訳してご報告いたします。
ＮＨＫで「ＯＺＭＡ」の特番やったでしょ。
あれってさ、こういうパフォーマンスがありますから予めご了承くださいって意味があったと思うんだよね。
アノ程度だと思って見てた人もいるわけだし、いくらなんでもあんまりなんじゃないか。
わざわざ予告してくれたＮＨＫに対しても、失礼というか仁義にもとるというか。
それに最後にサブちゃんがでたけど、ずっと奈落にいたなら上でなにしてるかわかるわけない。あれじゃあまるで、サブちゃんが知ってでたみたいだ。サブちゃんがああいうの好きなはずない。
受ければいいってもんじゃない。下品なことされたらまわりにいる人間笑うしかないじゃん。
それは受けて笑ってもらったんじゃない。逆だって。
芸があればあんなことしなくっても受けるのに。
芸があるのにあんなことしないでほしかった。
なんにしても、恩を仇でかえすようなパフォーマンスだった。
ちょっと悔しい。
以上、若様の主張でこざいました。
うちの若様かたいから・・・。
若様、「無印良品」を置き引きされる [若様のおはなし]
若様と二人でかいだしにでかけました。
ハナマサで肉やらやら冷凍野菜やらを買い込んで、若様を見ると持ってた「無印良品」の紙袋がありません。
慌てて捜しまわったけれどどこにもない。
さては・・・・。
大魔王様に頼まれていたものだったのですが、持ってかれてしまったようです。
でも、持ってった人、残念がったでしょうね。
確かに「無印良品」の商品だけど、中身は文庫型のメモ帳だったんですもの。
それも５冊。
使い勝手がいいんですって。
ブックオフのカバーをかけて、欲しい本とか色々書き込んでおけるから。
でも人気がないのか近頃品薄で、それで５冊も買い込んだんですけれど。
若様は責任とってお小遣いで同じ物を買ってきました。
そこまでしなくてもよかったのに。
今月のお小遣いはちょっとだけアップしてあげよう。
お気に召しましたらポチッとな
そして若様はパイを焼く [若様のおはなし]
昨日からお菓子のネタが続きますが、それは全て若様のせいです。
家族のご紹介でも書いてありますが、若様の趣味の一つにお菓子作りがあります。
特にバレンタインやクリスマス、家族の記念日には根性入れて作ってくれます。
明日は教会の中高校生会のクリスマスパーティーです。（あ、マアカ家は大魔王様以外は４代続くローマン・カトリックです）
一人一品持ち寄りが決まりです。
一昨年はビクトリア・ケーキ、その前はショートブレッド、去年はロースト・ビーフでした。
一週間くらいまえから、あれじゃないこれじゃないと料理本をひっくり返して大研究。ちなみに一週間前は期末期間中。
若様の好みは英国菓子。あの素朴な味のお菓子が大好きなんです。
そんな若様が次に選んだのはアーミッシュ料理の「ココア・メレンゲ・パイ」！
あれも素朴だしー。美味しいしー。
今一生懸命パイ生地を仕込んでおります。
できあがるのは何時だろう・・・。
ところで座布団（赤点）はきえたのかな？
先生の番付 [若様のおはなし]
若様は今日から期末試験です。
１学期にはみごとな座布団三枚を取ってきました。
ここでなんとか挽回しておかないと、来年の受験が苦しいぞ～。
やるべきことはやって当たり前。行事で燃えたらさっさと気持を切り替えて勉強！
これが若様の高校の校風です。
変わった先生、おもしろい先生もたくさんいるらしいのですが、先生も知らない生徒内だけの「先生番付」というのが存在するそうです。
まず下からいくと
名前呼び捨て・・・・めちゃくちゃ嫌われている先生。行事の最終日を課題提出締め切りなんかに設定する先生は容赦なくここにランクイン。
名字呼び捨て・・・ごくあたりまえの先生。でもあまり親しまれていない。
名字さん・・・呼び捨てよりちょっと上。
名字先生もしくはニックネーム・・・よくいる「いい先生」
そしてトップは・・・「名前に様つけ」。
ここ数年トップはたった一人の先生が独占しています。とっても厳しい。チャイムとともに入室してくるけれど、そのときにはクラス全員直立不動でお出迎え。授業中は背筋まっすぐ、居眠り早弁もってのほか。最後は直立不動でお見送り。後ろ姿が教室から消えると全員脱力。
すごい厳しい先生じゃないって若様に言ったら、
「きびしいけれど、無理難題は絶対いわないし、授業中生徒をバカにしないし、気は抜けないけれど授業がめちゃくちゃおもしろい。来年担任になってくれないかなあ」
とのこと。
へええ、そうなんだあ。
そういえばマアカが高校生だったときも、生徒に媚びたりヘラヘラ笑ってる先生とか、逆にバカにされてたような気がする。
逆に厳しくてもスジを通してた先生は一目おいていたような。
先生への評価って昔も今もあまり代わり映えしないんですね。
それにしても起きてこない。
そろそろたたき起こしにいこうっと。
男のきものはかっこいいけど・・・ [若様のおはなし]
若様の趣味の一つにお茶があります。
男の子でも教えてもらえるところを求めてさまよったので、遠州流、表千家と渡って、現在は裏千家で落ち着いています。
マアカ、お茶すきじゃない。
正座ができないし、お抹茶の苦みも苦手。
だけど若様はだーいすき。だから着物もだーいすき。
去年の夏は３年越しの約束の着物を買ってあげました。
高かった・・・。
大事に大事に扱ってます。それはいいんですけれどね。
着物ってなんであんなに高いんでしょうね。柄とか選ぶとさらに高くなる。
かといってあまり変なのをきて歩き回って欲しくないし。
「できれば毎日着物でもいいんだけど・・・。お茶会用に袴とか、駄目？」
自分で稼げるようになってからせんかい。
ちなみに姫御前にいたっては、もう出来合いの着物はきれません。多分レンタルにしてもないだろうなあ。大は小をかねるけど、小は大をかねないもん。
修学旅行へいってらっしゃい [若様のおはなし]
今日から若様が修学旅行。朝７時に集合ですので、とっとと行ってしまいました。行き先は関西。
週末まで人手がたりないわ～。
高校生ともなると夜間外出や自由行動も増えて楽しそうです。
フッフッフッ。若様、修学旅行のしおりを忘れていきました。小中学校のときとちがって、結構分厚くていろいろ書き込みしてあります。
その中に各班の研究テーマという項目がありました。どれどれどれと見てみると・・・。
「道をあるくことで関西の町並みに触れ歴史を肌で感じる」
いいですねえ。
「さらに歩くことで精神的にも肉体的にも向上を目指す」
力強いですねえ。
「更に歩いて食欲を増し、食を通じて歴史や文化と伝統を学ぶ」
おいおいおい。
別の班のテーマも
「美味しい物を食べてイェーイする」「白黒写真でも金閣寺と銀閣寺の区別をつけられるようにする」「橋の上で弁慶と牛若丸を捜す」「シカとの異文化コミュニケーションをはかり、動物保護の精神を高める」「神社仏閣で受験の合格祈願をするとともに恋愛成就のおまもりを買う」
なにしに行ったんだ、キミタチは。
とにかく４泊五日、元気でいってらっしゃーい。
先生のいじめ [若様のおはなし]
問題になってますね。
・・・思い出しちゃった。若様が小１のときの先生。
自己保身の達人でしたね。そしてなにかあるとすぐに親に謝らせる。帽子がぶつかった、ちょっとつついた。
「相手の親御さんに電話で謝ってください」
ある日、若様が病院に運び込まれました。体育の授業で鬼ごっこをしていて、お友達と正面衝突して頬をパックリわってしまったからです。慌てて駆けつけた処置室で謝ったのは校長先生。担任はと言うと、
「私の見ていないところで怪我をされても困るんです」。
さて、二学期も終わりに近づいた頃、若様は頭に大けがをしました。ネットをまいて登校した若様に担任がいった言葉。
「また君なの」
まだあります。若様にいじめられたと訴えた女の子がいました。若様に殴られた、つつかれた、転ばされた。
しばらくして実は、それが全部嘘だったことがわかりました。共働きの親に心配して欲しかったらしいのです。
担任はそのことを連絡帳に書いてよこしましたが、相手の親御さんからはなにも連絡がありませんでした。多分、何も言ってないのでしょう。あのご両親にとって、若様は今でも悪いいじめっ子のままなのです。
そして、１年の終わりに転校が決まりました。いろいろな手続きの為に学校に行くと、担任はポンと書類を渡して、
「これから会議がありますので」
と行ってしまいました。「さようなら」も「げんきでね」もありませんでした。
若様はその後かなり長いあいだ先生不信と人間不信が続きました。けれど転校先で受け持って下さった先生方は、訳を話すとなんとか若様の良いところを引き出そうとして下さいました。
小学校は全部で５回変わりましたが、最初の学校以外では、どの先生も一生懸命フォローをしてくださいました。おかしかったのはあの先生だけです。
中学卒業近くになって、若様もやっと普通に友達を作れるようになりました。
お友達を作るのが上手で、幼稚園までは誰とでも仲良くなれていたのに、たった一人の先生のおかげでさんざんなめに会いました。でも、そのおかげで普通の先生とはどういうものかよくわかったような気がします。
生徒、特に小学生にとっては先生は絶対な存在です。その先生にまでいじめられて自死を選ぶしかかなった中学生の魂が今は安良かでありますように、心からお祈りしたいと思います。
親バカの心は親バカにしかわからぬ [若様のおはなし]
若様と殿が遊んでいます。
「殿、かわいー！ 殿サイコー！ 殿、すっごいステキ！ 世界中さがしてもこんなに素敵な殿は殿だけよー！」
二人いたら怖いじゃん。
「兄バカの心は兄バカにしかわからない」
へーへー、さよか。そんな兄バカは世界中さがしても若様だけだと思う。
若様は食物アレルギー [若様のおはなし]
現在高２の若様は、生後半年で玉子アレルギーになりました。
２才のときにウナギが食べられないことがわかりました。
幼稚園の時にマグロの食べ過ぎでツナ・アレルギーになりました。
１年生のときに昨日まで食べられた鮭にヒットしました。
小６で花粉症とアレルギー性鼻炎が判明し、レーザー手術がきかないことも実体験しました。
中２のときに玉子アレルギーを克服し、現在はお弁当に玉子焼きが入っていないと哀しい顔をします。残りは高いから食べられなくてもいいや。
夏休みの宿題 [若様のおはなし]
若様は文化祭の準備に夢中になって、夏休みの宿題の出し忘れが発覚しました。
どうも若様だけじゃないみたいで、昨日今日と真っ青になってる生徒さんがいっぱいいるそうです。
後回しになっていたのは社会系のレポート。
テーマは「博物館に行くこと」。
「行くこと」だけですよ、だけ。レポート作成する必要なし。
ただし、どこの博物館へ行ったか分かるような写真を撮ってくること。もちろん本人が写っていることが必須。
いいのかなあ、こんな宿題で。まあ、内部の写真を撮るんですから、展示物はちゃんと見てくるでしょうし、わざわざレポート書かせなくてもいいかってことでしょうけれど。
そんな簡単な宿題すらもぎりぎりまでやらないっていうのもどうでしょうね。
とにかく、一番入場料の少ないところを探して行ってしまいました。どうやらその博物館には今日は二桁ほどの同じ学校の生徒が行くらしいです。
そして振り替え休日の翌日にテストを実行する先生、ブラボーです。ファイトだ若様。
